気づきの伝道師 藤井一規です。
全てはつながっているという考え方があります。
また、ひとつひとつのなかに宇宙がある、という考えもあったりします。
今日はアインシュタインの言葉から、
しばらく掘り下げていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/20407/
コンタクト先
https://www.facebook.com/kazunori.fujii.167
この記事の目次
「すべての宗教、芸術、科学は、同じ一つの木の枝である」
by アルベルト・アインシュタイン(理論物理学者)
科学と相容れないと思われるような、芸術や宗教も同じ木の、
異なる枝のようなものだというアインシュタイン。
それはいったいどういうことなのか?
もうしばらく掘り下げていく。
<物理学が解き明かしたもの>
物理学者が追究するのは、普遍的な法則。
宇宙を統べている法則だ。
しかし、科学の進展とともに、
私たちのいるこの宇宙も、無数にある宇宙のひとつだと考えられるようになってきた。
この宇宙は無から生まれ、
ビッグバンによって一気に拡大したと考えられている。
どうやら、宇宙を生み出す真理が存在している。
となると、宇宙の中にあるものすべてが、
その真理に従っていると考えることが自然だ。
宗教も、芸術も宇宙の中にあるモノ。
真理から外れては存在できないものなのだ。
<芸術や宗教>
人が美しいと感じるものは、
一定の法則があったりする。
たとえば黄金比と呼ばれる比率を私たちは美しいと感じる。
誰に教わったわけでもないけれど、
最も自然に感じられ、美しさをを感じられるる比率だ。
古代からの美術品に自然とりいれられていて、
科学の発展前から、直観的に感じ取っていたと考えられる。
科学的にもその比率であることが、自然で無駄がない。
また、宗教も真理を追究しようとするもののひとつだと言える。
戒律や、崇拝する対象などの違いはあれど、
真理を求めたり、真理に従おうとするという点では、どの宗教も同じだ。
宗教も芸術も科学も、真理に基づいたものだと言える。
<すべては一つの木の枝>
アインシュタインは、
全く異なるように思われるものも、どこかで通じるところがある。
そしてそれは真理によるものだと考えたのだろう。
目の前の一つ一つは違うけれど、
根底ではつながっている。
そう考えてみると、目の前の違いに振り回され、
悩み、苦しんでしまうのは、
もったいないことかもしれない。
世界は、宇宙は、もっと大きな存在からすれば、
すべては同じ木の一部なのだから。