気づきの伝道師 藤井一規です。
人とは違った世界にたどり着こうとしたり、
自分だけの宝に巡り逢おうとすれば、
他の人が歩もうとしない道を進む必要があったりします。
しばらく掘り下げていきます。
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この記事の目次
「もし、人より素晴らしい世界を見よう、そこにある宝にめぐり逢おうとするなら、どうしたって危険な道、恐い道を歩かねばなりません。
そういう道を求めて歩くのが、才能に賭ける人の心構えなのです」
by 瀬戸内寂聴(尼僧、小説家)
多くの人と同じ道を選ぶなら、他の人たちが見た景色、
他の人たちが得てきたものと同じものを得ることになりやすい。
他の人たちと異なるものを求めるなら、
他の人たちが選ばないような道を歩む必要があるかもしれない。
少なくとも、そうした意識が求められるかもしれない。
しかし、そんなことできるのか?
もうしばらく掘り下げていく。
<独自の道ってあるの?>
自分を信じて、他人とは違う道を行く。
この選択は、困難も多く、リスクを冒さなければならないだろう。
しかし、77億を超えた世界の人口、しかも過去からの人々の、
誰とも違う道を本当に歩めるのだろうか?
自分独自だと思っていても、よくよく調べていけば、
同じような道を歩んだ先達や、地球上のどこかにいるかもしれない。
今は過去の蓄積の上に成立している。
独自だと言いつつも、過去の資産を活用していないとは、言えなかったりする。
<自分だけの道>
ところが、よく考えてみると、
他の誰かと一緒に並んで同じ道を歩いていても、
同じことに気づくわけではない。
同じことを考えるわけではない。
立っている位置も全く同じではないし、
同じ体験をしても、どんな風に受け留めるかは、
ひとりひとり全く違ったりする。
誰かと同じことをしていても、
自分で考え、自ら判断し、自ら進んで行動していさえいれば、
自分ならではのことが起きる。
誰かに言われた通り、教科書に書かれた通りのことだけをしていると
大勢と一緒になってしまうが、
自分のアイディア、自分の気持ち、自分の思いをのせたら、
それは自分ならではになっていく。
<覚悟をもって>
ただ、自分だけの道を歩もうとするとき、
困難を引き受け、リスクも引き受けていくことになっていく。
他者と違えば違うほど、その量も多くなる。
こうした覚悟を持っていることが
自分だけの素晴らしい宝と出会うことにつながっていく。