気づきの伝道師 藤井一規です。
老化はしたくないと、多くの人は思っています。
アンチエイジングの話題は、多くの人の関心事です。
シワや、しみ、くすみを取るために、
多くのお金をつぎ込んだりします。
しかしながら、
老化にメリットはないのでしょうか?
しばらく掘り下げていきます。
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この記事の目次
「人間は年をとってはじめて、衝撃的なことでも愉しめる余裕をもてるのではないでしょうか」
by パール・バック(米の小説家)
若さを保っていたいと考える人は多い。
しかし、老化が自然の摂理であるのは、
老化していくことに、メリットがあるからにちがいない。
それに不老不死は拷問で、不老不死だった人が死を迎えるとき
安らかに、やっと死ねる。。。とする物語も多かったりする。
もうしばらく掘り下げていく。
<もし不老不死なら>
生物は種として生き残っていくことを考えた。
変化する環境に適応していくには、
世代交代をしていったほうが都合がいい。
人も赤ちゃんの時に持っている脳の細胞を
環境に合わせて取捨選択していく。
もし、不老不死だったとしたら、
不快な環境、適応できなくて苦しい状況から逃れられなくても
生き続けることになる。
種としては、適宜世代交代していくほうが都合がいい。
<それでも個人としては>
そうは言っても、個人としては
自分の今のこの命、たっぷり満喫したいと思う。
もっともっと楽しみたいと、思うもの。
できれば、見た目だけでなく若くいたい。
それが無理でも、見た目だけでも若くいたい。
シワやしみが消えると聞けば、
高価な化粧品を買ったりする。
肌にハリが出ると聞けば、お金と時間をかけたりする。
若々しい身体を、心を保つために、
いろいろなことにチャレンジしたりする。
生きようとするエネルギーは素晴らしい!
<老化のメリット>
それでも、今日はちょっと老化のメリットについて考えてみる。
年齢を重ねてきたからこそ、得られることってなんだろう?
そういえば、老いて学べば、則ち死して朽ちず
という言葉がある。
学びはどんな世代にも良い影響があるけれど、
老には、深みが加わっていたりする。
また、物事をしみじみと感じ、楽しむことができやすいかもしれない。
様々なことの神髄は、老いてみないとわからないことがあるかもしれない。
記憶力が落ちてきたことも、老人力がついてきた。
とした赤瀬川原平さんが提唱した考えも興味深い。
今日の言葉のように。経験することに余裕を持てるのも、メリットの一つかもしれない。