気づきの伝道師 藤井一規です。
何かをやり抜くことって素晴らしい。
困難にぶつかってもあきらめない。
しかし、ときには見切りをつけ、
一からやり直した方がよいこともある。
どう判断していけばよいのか、
しばらく掘り下げていきます。
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この記事の目次
「精神力とは、物事をやり抜く力だけでなく、物事を一からやり直す能力にも示されるものだ」
by スコット・フィッツジェラルド(米の小説家)
やり抜こうと頑張ることも大事だけれど、
一から出直す、という選択もある。
これまで作ってきたものをあきらめて、
新たに始めることは、勇気のいることだし、
困難を伴うかもしれないが、
適切に判断することは必要かもしれない。
もうしばらく掘り下げていく。
<あきらめないの限界>
失敗はない、うまくいかない方法を見つけただけ、
あきらめずに続けることが大切だ。
とよく言われる、
しかし、ときに目指していたことが
自分には合っていないことだったり、
誰からも必要とされていないことだったりすることがある。
もし、あきらめないが大事だ!
ということに固執したままだと、
ずっと苦しむことになる。
あきらめるとは、真理を明らかにすることなので、
これはあきらめるべきことなのか?
冷静に判断したほうがいいことがある。
<判断の基準>
では、どう判断すればいいのか?
まずは、目指していることが
本当に自分自身が望んでいることか?確認してみる。
ときに人は親や、友達をはじめとした、誰かからの影響で、
自分が望んでいると勘違いしてしまうことがある。
真に望んでいないことを実現しても、満足いかないだろう。
また、自分に合っているか、能力を持っているか、
冷静に判断してみる。
もちろん、人は成長していくことができるが、
冷静に現実を認識する必要もある。
例えば、オリンピックで金メダルを取りたいという夢があったとして、
あきらめないまま60歳を迎えることが本当にいいのか?
これは極端としても、似たようなことが実際にはあったりする。
<一からやり直す>
一からやり直すことにも困難も伴う。
ある程度のレベルにあったものを捨て去って、
一番の下っ端になるとすると、
大きなギャップを感じることもある。
しかし、新たに決めたことを目指すことは
いままであきらめずにやってきたことと同じように、
決めたことを達成しようとすることとしては同じことだ。
自分が望んでいることで、自分にあっているなら、
あきらめずに手に入れていきたい。