気づきの伝道師 藤井一規です。
同じ考えを持つ仲間がいるのはうれしかったりします。
しかし、同じ考えの人たちとだけ付き合っているのはダメだ
と言われることもあります。
それはどうしてなのでしょうか?
しばらく掘り下げていきます。
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この記事の目次
「若者を確実に堕落させる方法がある。違う思想を持つ者よりも同じ思想を持つ者を尊重するように指導することである」
by フリードリヒ・ニーチェ(独の哲学者、古典文献学者)
私たちは、周りの人たちの考え方に影響を受ける。
違う信念、価値観を持つ人と付き合うことで、今までになかった発想ができたりする。
逆に、同じ考え方の人たちだけだと、
偏ったり誤った考え方をしていても気づくことができない。
もうしばらく掘り下げていく。
<仲間の功罪>
仲間がいることはうれしいことだ。
孤独でいるよりも、誰かと一緒にいることで安心できる。
しかし同じ考え方をする仲間だけでいると、
ときに、「赤信号、みんなで渡ればこわくない」
みたいなことが起きたりする。
間違っていることでも、同じ考え方をする仲間がいることで安心し、
そのまま突き進んでしまったりする。
もし、仲間の中に、別の角度からとらえる人や、
考え方が違う誰かがいることで、
偏りを防ぐことができたりする。
<居心地のよさ>
私たちは日常の中で、つい居心地の良い場所を探したりする。
どちらかというと、楽でいられるほうを優先してしまいがちだ。
確かに、自分と同じ考え方をする人といれば、
自分が正しいと思える機会を増やすことができるかもしれない。
しかしながら、ときにそれは自分に対する甘えを助長してしまったりする。
自分と違う考えを持つ人を遠ざけてしまうことは、
堕落へつながる可能性が高いのだ。
<違う考えを尊重する>
自分と違う考え方をする人は、
自分に新しい気付きを与えてくれる人だ。
今までの慣れ親しんだ領域から、
新しい領域に踏み出す機会を与えてくれる人たちなのだ。
旅行や、移住して、違う文化や信念・価値観に触れることは
大きな変化の機会になるように、
自分を成長させていくためには、
多くの異なる考えの人たちと交わり、
自分の世界を拡げていったほうがいい。