気づきの伝道師 藤井一規です。
人はときに、誰かを欺いたり、騙すようなことがあったりします。
新型コロナウィルスで、在宅者が増える中、
オレオレ詐欺の急増が指摘されていたりします。
騙されないためにどうしていけばいいのか、
しばらく掘り下げていきます。
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この記事の目次
「自然は決して我々を欺かない。我々自身を欺くのは常に我々である」
by ジャン=ジャック・ルソー(仏の哲学者、作家、作曲家)
どうやら、人間は欺いたり、騙すようなことをすることがある。
高度な知恵を発揮できるがゆえに、
悪い方向に使ってしまう人もいる。
もうしばらく掘り下げていく。
<欺く>
自分が得をするためなら、
平気で嘘をついたりする人がいたりする。
表面上は善良であることを演じながら、
裏では人を陥れようとする人がいる。
ありもしないことを信じさせたり、
人の不安を煽ったり、
断りにくい状況を作って、強引に従わせたり。
こうしたことは高度な頭脳を持った人間ならではと言えるかもしれない。
<対策1>
人間であり、世の中に、こうしたことが蔓延する以上、
私たちは、何らかの対策を打つ必要がある。
まずはなんといっても冷静になることだ。
そのための原則は、距離を置くこと、時間を置くこと、セカンドオピニオンだ。
多くの場合、何らかの方法で不安や焦りを掻き立てようとしてくる。
まず、距離を置くことが冷静さを導く。
例えば、オレオレ詐欺の電話がかかってきたとき、
受話器を耳元に当てながら聞いているのと、
耳から離して、スピーカーホンの状態で聞くのとでは、
反応の程度が全く違うのだそうだ。
耳元で音声を聞くことは、
心理的によりインパクトがあることがわかってきた。
また、普段から家の電話は留守電状態にしておく。
というのが、効果的な詐欺対策になる。
<対策2>
何かあっても、落ち着くための時間を置くことが大切になる。
もちろん騙す側もそのことを知っていて、
冷静さを取り戻させないように、時間を与えないようにしてくる。
それでも、できるだけその状況から離れる時間をとることは、
冷静になるチャンスだ。
騙される時だけでなく、何か大きな問題が起きたときも、
まずは深呼吸したり、落ち着くための時間があった方がいい。
<対策3>
私たちは焦ってしまうと、冷静な判断力を失ってしまうことがある。
重大なことであればあるほど、
自分の味方になってくれる誰かの意見を聞いた方がいい。
どれほど自分が思い込んでしまったり、信じたくなっていても、
信頼できる誰かに話し、その意見を聞く方がいい。
もし、そうした相談を受けた立場なら、
距離置かせたり、時間を置かせたりした方がいい。
さらなる専門家の意見を聞くようにしてもいい。
<自分を守る>
ときに私たちは、自分をも騙してしまうことがある。
騙そうとする誰かから自分を守るためにも
自分から自分を守るためにも
距離を置く、時間を置く、セカンドオピニオンを得る
を実践していきたい。