気づきの伝道師 藤井一規です。
学ぶことは大切なことです。
新しいことを取り入れることは成長に役立ちます。
しかし、学ぶこと以外にも重要なことがあるようです。
しばらく掘り下げていきます。
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この記事の目次
「精神を向上させるためには、学ぶことよりもより多く熟考していくべきである」
by ルネ・デカルト(フランス生まれの哲学者、数学者)
人の成長はどのようにして起きるのか?
肉体的な成長はともかく、人間的な成長のほうだ。
それは、どうやら何かを学んだときではなく、
自分でじっくり考えることによって起きるようだ。
もうしばらく掘り下げていく。
<考える>
誰かと一緒におしゃべりしていたりすれば、
じっくり考えることはできない。
日々忙しく働き、恋をしたり、遊びに行ったり、
新しいことに取り組んでいる間、
充実した時間が過ぎていっているだろう。
しかし、じっくり考える時間がないままだと、
ひょっとすると、忙しい時間に流されるだけになってしまったりする。
<熟考する時間>
ときには何が起きていたのかを振り返ったり、
自分のことを掘り下げてみたりする時間が必要だ。
忙しい時間に流されるだけでは、
本当に手に入れたい自分に近づいているのかどうかわからないままだ。
ときには誰の邪魔も入らない環境を作って、
じっくり考える時間、熟考する時間が必要なのだ。
現代は情報が溢れ、放っておいても
たくさんの情報がやってくる。
テレビをつけていれば、時間は過ぎていく。
ゲームもそうだし、パソコンやスマホで世界の情報を手に入れることには困らない。
しかし、それは自分自身の成長にはあまり関係がない。
<考えることで成長する>
誰しも、表面的なことに反応することはできる。
しかし、ときにそこにある裏にある意図に気づける人と、
気づけない人とでは大きな違いが生まれてくる。
気づかないうちに商業的な流行に乗せられたり、
マスコミに踊らされてしまったりしている。
国も施策も、官僚の思惑になっていたりする。
そう、誰かの思惑どおりに操られていても
自分で選んだように思ってしまって、気づかなかったりする。
逆に、厳しいことを指摘する先生がいたとしたら、
嫌だなあと思うのは簡単だけれど、
実は、人生において生き残っていくための
成長を願う気持ちがあることに気づくことができたら
取り組む姿勢が全く違ってきたりする。
学んだり、スキルアップするのもいいけれど、
じっくり考えることは、人としての成長を促すものだ。