気づきの伝道師 藤井一規です。
才能、天才についてはこれまでも触れてきました。
おそらく天才はほとんどいないし、才能もあるかどうかはわからない。
そんな私たちはどうしていけばよいのでしょうか?
しばらく掘り下げていきます。
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この記事の目次
「才人は、誰も射ることのできない的を射る。天才は、誰にも見えない的を射る」
by アルトゥール・ショーペンハウアー(独の哲学者)
才能ある人と、天才との差をうまく表現していると言えそうだ。
困難な課題を克服し、目標を達成できるのが才能ある人で、
天才は誰も気づいていないことに気づき、その存在を、
そこに達する方法を皆に示すことができる。
では、普通の人たちは?
どうしていけばよいのだろう?
もうしばらく掘り下げていく。
<天才と才人>
天才は、なかなかお目にかかることはできない。
ごく一握りの人たちが、その能力を正当なものとして発揮できる。
なぜなら、誰にも見えないものに気づいてしまうために、
周りの人たちに理解されないことが多いからだ。
自分が全く理解できないことを言っている人が身近にいたら、
煩わしいと感じられてしまうことの方がきっと多い。
また、特定能力にすぐれるがゆえに、
一般の人たちのあたりまえができないようなことも多い。
そして、おそらく世に言われる天才の多くは、
才能あふれる人たちのことだ。
人並み以上の才能をもち、それをさらに磨いたりして、困難な目標を達成し、
私たちに夢のようなことの実現を期待させてくれる。
<私たちは>
オリンピックで金メダルをとれるような、
世界トップレベルの技術やスキルを持つ人たちは、
ほとんどの人たちがあきらめてしまうような鍛錬をしている。
もともとあった才能よりも、積み重ねられたトレーニングのほうが
上回ると言われるが、
それもその人に合っていることが前提にある。
それに、困難すぎるほどの的を射ることを目標にするのはいいけれど、
実際に射ることができなければダメか?というと、違うはずだ。
自分なりの的をしっかり射ることができること。
その的をより素晴らしいものにしていき、
射ることができるようになっていくことが大切なことだ。
<夢、そして目標を定める>
そこで、まずは自分が射たい的を定めよう
自分がこれは是非、叶えたいと願う夢を描き、
その中から具体的に達成したい目標=的を定めておきたい。
いきなり困難すぎる的にしてしまうと
いつまでたっても当てることができなくて、
あきらめたり、放置してしまったりする。
まずは、目指す的を射る方向に向かっていて、
実現の可能性があるところに的となる目標を置いて進んでいきたい。
しっかり狙いをつけることができ、
何をすればよいかわかる、明確な的にしておきたい。