気づきの伝道師 藤井一規です。
どうにも世の中は絶対確実なものはないようです。
私たちは、安心安全や、信用や信頼を求めているけれども
絶対確実かというと、違っていたりします。
しばらく掘り下げていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/20944/
コンタクト先
https://www.facebook.com/kazunori.fujii.167
「何事も絶対確実だと思い込んではいけない」
by バートランド・ラッセル(論理学者、数学者、哲学者)
あなたも、絶対確実があれば安心できると思えるにちがいない。
しかし私たち誰しもが、どこかに不安をかかえていたりする。
それは、絶対確実なものがないからだ。
では、どうしていけばよいのか?
もうしばらく掘り下げていく。
<コダックの誤り>
コダックと言えば、写真フィルムの世界でトップを走っていた。
しかし、今や写真はデジタル化が進み、その名前を聞くことなくなってしまった。
かつてのトップランナーが未来への変化に気づいていなかったか?というと、
実はそうではなかった。
デジタル化についても、いち早く製品を出しており、
必ずしもフィルムが今後も絶対確実だとは思っていなかったと思われる。
にもかかわらず、トップランナーであったがゆえに、
既存路線とのぶつかりを怖れ、判断が遅れたし、
世の中の変化の速度を見誤ってしまった。
デジタル化路線も方向性がズレてしまった。
<変遷は当たり前>
トップ企業といえども、
トップで君臨し続けることが難しい。
技術革新は、従来の発想とは全く違う競争相手を生み出したりする。
唯一無二だから、安心かというと、
ある日、想像もしていなかったライバルを生み出したりする。
実現手段は、今あるものが全てではない。
本質的なものは変わらないけれど、
それを実現する方法は、技術革新によって新たに生まれてくる。
常に何が本質で、どう実現するかが
新しく生まれていると知り、状況に合わせて
素早く行動することが求められているのだ。
<人間も>
人も時とともに変化していく。
おまけに状況が変われば、同じではいられなかったりする。
ただ、本質的なものは残り続ける。
それを手に入れる方法を常にリフレッシュしておく必要がある。
私たちは、いまあっという間に
大切なものが失われかねない状況に直面している。
絶対確実を求めるあまりに
心配ばかりして、心と身体を蝕むようなことは避けたいけれど、
気を付けるところは気を付けながらも、
いかに今を大切にするか、よりよい明日に向けて何ができるかを考えて実行していきたい。