気づきの伝道師 藤井一規です。
人からどう見られるかを意識するあまり、
何かしようとするときに緊張しすぎたり、
不安になってしまう人っているものです。
どうすれば、より自然体でいられるのでしょうか?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/21134/
コンタクト先
https://www.facebook.com/kazunori.fujii.167
この記事の目次
「昔、鏡だらけの部屋に住んでいた。目に映るのは自分の姿だけ。勇気をだして鏡を叩き割れば、目の前に世界が広がっている」
by ジミ・ヘンドリックス(アメリカのミュージシャン)
自分は人からどう見えているか、つい気になってしまうことってあるもの。
すると、普段だったら何気ないようなことでも、
やけに緊張してしまったりする。
失敗したらどう思われるだろうか?
とか、余計な意識が生まれたりする。
どうしていけばいいのだろうか?
もうしばらく掘り下げていく。
<自意識>
自分のことを意識することは、
誰にでも備わっている能力だ。
自分を意識できることは、自分の存在にとって重要なことだ。
しかし、この自意識が強くなってくると、
いろいろな問題を引き起こし始める。
他人から見られていることを意識すると、
急に緊張してしまって、
いつもなら大したことないはずなのに、落ち着くことができなくなったりする。
ちょっとしたことで、汗が噴き出してきたり、
慌ててしまったりする。
自分このことで頭がいっぱいになり、
人の言うことを素直に受け止めることができなくなったりする。
<原因>
こうした自意識過剰な状態は、
親からありのままの自分を認められなかったり、
本来の自分ではない、無理した状態を褒められてしまったがために、
本音を出すことは、まずいこと、褒められないこと、
認めてもらいないことのように思いこんだりする。
また、素直な状態でいたら、誰かから大きく傷つけられ、
素の姿を見せ、無防備でいることができなくなったりする。
他人と付き合うことが、怖くなり、
常に、どうしたら嫌われないか? どうしたら認められるのか?
失敗しないようにするためには?
を意識していたりする。
その確認のために、自分を見るための鏡を山ほど置いていたりするのだ。
他人からの評価を意識するあまり、自分を意識するのだ。
<自意識地獄>
他人がどう思っているかを知ろうとしても
心の内は簡単にはわからない。
わからないことを気にするって、不安を連れてくる。
ましてや、相手の気持ちをコントロールしようとしても
思うようにできるようなことではない。
それに、あなたが思うほど、他の人たちはあなたのことを意識していない。
なぜなら、他の人もその人自身のことの方が気になっているからだ。
また、万人に好かれようとしても、
なかには変わり者だっている。
誰一人として嫌わう人がいない、って人はいない。
いつでも人に好かれようとしたら、
周りにいる人が違えば、その人たちに合わせて、
あなたの考えも、行動も、見た目もコロコロと変えなくてはならなず、
却って信頼を得られなくなるだろう。
<鏡の向こう>
だから、鏡を山ほど置いていても。
ほとんどは無駄。
他人がどう思うかで動くより、自分がどう思うか?で動けばいいのだ。
そして無駄な鏡をどかしてみる。捨ててみる。
すると、いままではたくさんの自分の姿ばかりが見えていたけれど、
鏡の向こうにあるものが見えるようになる。
鏡の向こうに行くことも楽になる。
いちいち立ち止まったり、迷ったりする必要もなくなっていく。
是非とも不要な鏡は外し、自然な自分でいられるようにしたい。