気づきの伝道師 藤井一規です。
事あるごとにずるをして楽をしようとする人がいます。
もちろん誰だって、苦しいことは避けたいかもしれないけれど、
避けないほうがいいこともあるものです。
しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「楽を求めたら、苦しみしか待っていない」
by 野村克也(元プロ野球選手・監督・野球解説者、野球評論家)
時間には限りがあり、効率を上げることは考えたいもの。
しかし、楽をすることばかり考えていると、
自分の力だけでは何もできず、
却って苦しむことになったりする。
もうしばらく掘り下げていく。
<楽をする>
楽をしようとすることは、悪いことばかりではない。
同じことをこなすのに、短時間だったり、労力をかけないようにすることで、
より多くのことを成し遂げることができる。
余力を残すこともできる。
どうやっていく効率を上げて楽にしていくかは、
重要な考え方のひとつなのだ。
しかし、楽をしようとして、
大切なところを省いて、飛ばしてしまったり、
誰かに嫌な仕事を押し付けているだけになっているとしたら、
考え直した方がいい。
<必須なこと>
たとえば、いくら退屈だからと言って、
基礎基本を身につけないまま、
便利な道具に頼ってしまうようなことがある。
すると、その道具が使えなくなった状態では
何もできなくなってしまう。
身体を鍛えようとか、競争相手より上回ろうと思えば、
相手より多くの努力や工夫をする必要があったりする。
すぐに楽をしようとさぼってしまったら、
本当に得たいものを逃してしまいがち。
<立ち向かう>
楽をしようとする意識は、
立ち向かおうという気持ちを弱めてしまう。
人はときに、逃げることをやめ、
正面から立ち向かう覚悟が必要になる。
楽をしようとばかりしていると、
正面から立ち向かうことから逃げてしまいがち。
効率を上げるための楽をするのと、
逃げるための楽をするとは、
全く異なると知っておきたい。
<楽との付き合い>
楽をしたくなったとき、
それが、立ち向かうことのためになっているか
考えてみたい。
苦労をすればいいということとは違うけれど、
逃げてばかりいたら、あなたの望むものは
手に入らない。
それに、あなたを信頼したり、応援する人も現れなくなってしまうだろう。