気づきの伝道師 藤井一規です。
自然事象は不思議で、ときに理解しがたいこともあります。
科学的なアプローチを確立していったうちの一人、ガリレオの言葉から、
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/21224/
コンタクト先
https://www.facebook.com/kazunori.fujii.167
この記事の目次
「哲学はわれわれの目の前にひろげられているこの巨大な書物、つまり宇宙に書かれている」
by ガリレオ・ガリレイ(伊の物理学者、天文学者)
科学の発展によって、私たちは繁栄することができている。
しかし、初めから科学的なアプローチができていたわけではなく、
ガリレオ達先人の努力によって、獲得してきたものだ。
もうしばらく掘り下げていく。
<自然の不思議>
私たちは、自然の不思議な現象に出会ったとき、
それらを何らかの形で説明しようとしてきた。
日食が起きたりすると、神の御怒りではないか?
不吉なことが起きるのではないか?
と考えたりした。
何らかの形で理解し、説明しようとしたのだ。
しかし、それはともすれば、世の中のリーダ、
特に権力者や宗教家にとって、都合の良いように利用されたりしてきた。
<科学的アプローチ>
ガリレオを始めとして、科学的なアプローチを試みた先人たちは、
世の中の常識や権威と戦うことになったりした。
宇宙そのものが、真理に従って動いているのだから、
宇宙の中に真理が書かれているようなものだと考えた。
誰かが創作した本に、真理が書かれているわけではなく、
宇宙に既に存在している真理を明らかにしようと試みた。
実験結果を数学的に記述し、分析するという、ガリレオの手法は
現代でも高く評価されている。
<思い込みからの独立>
人類の発展は、ガリレオ達先人が科学的なアプローチを確立し、
どのようにして、真理を導ていくか?
その正しさをいかに証明していくか?
を確立してくれたおかげだ。
私たちは、多くの思い込みに囚われていたりするし、
自分が体験したことばかりが全てのように考えたりするけれど、
自分の体験も、自分の思い込みに基づいて受け留め、
思い込みを基にして考えていたりするもの。
思い込みから離れて、科学的に考える必要性を
ガリレオは教えてくれている。