気づきの伝道師 藤井一規です。
同じ時期に、同じように始めても、
成長の速度は人によって違ってきます。
ところが初めのうち、ぐんぐん上達するような人が
却って途中でやめてしまったりするものです。
事を成し遂げるような人とは、いったいどのような人なのでしょうか?
しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「事を成し遂げる者は愚直でなければならぬ。才走ってはうまくいかない」
by 勝 海舟(剣術家、兵法家、芸術家)
愚直に取り組み、続けている人の方が
事を成すことができたりする。
自分に才能があるからと、慢心してしまう人は、
大成することができなかったりするのだ。
もうしばらく掘り下げていく。
<才能ある人>
才能があるということは素晴らしいことだ。
同じように始めたはずなのに、
ひとりはぐんぐん上達し、もうひとりはなかなか伸びない、
ということはよくあることだ。
才能あるものは、次に進もうという意欲も持っていたりして、
どんどんスキルアップしたりする。
才能ある人たちは、初めのうちはぐんぐん成長し、
新しい刺激もたくさん受けることができる。
しかしながら、レベルが上がっていくと、
次第に才能がもたらしてくれるものだけでは
簡単には得られない領域に入っていく。
なかなか変化を感じられない状態になったとき、
続けることができない人が現れてくる。
<才能はなくとも>
抜きんでた才能はないが、ただ好きだから、
という理由で続ける人がいたりする。
次から次に何か新しいことができるようになるわけではないが、
ただ一途に繰り返すようなひとがいる。
才能ある人は、効率であったり、成果を意識する傾向があるが、
そんな見返りのようなものとは関係なく、
ひたすら続ける人がいたりする。
そして、ふと気が付いてみると、
愚直に続けてきた人だけが残っていたりする。
<教えられることを超えて>
今の世の中、私たちは知識やスキルを
インスタントに学ぶことができるようになってきた。
才能があれば、それを活かすことも簡単だと言える。
しかし、本当に重要なことは、
インスタントに作り上げられるところにはない。
自分が自ら本質に気づいていくには、
愚直に、誠心誠意取り組んだ方が良かったりする。
誰かから教えられただけ、
自分の才能に頼ってしまっては、
気づくことができないことがあるものだ。