気づきの伝道師 藤井一規です。
幸せになりたい! 誰もが望むことかもしれません。
しかし、幸せをつかもうとしてもつかめるものではないよ、
と言われることがあります。
それはいったいどうしてなのでしょう?
しばらく考えていきます。
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この記事の目次
「幸せになろうと思わないで下さい。幸せをつかみに行って幸せをつかんだ人は1人もいません。幸せは感じるものです」
by 坂本金八
幸せはなるものではなくて感じるもの。
幸せは、ない状態と、ある状態とがあるわけではなくて、
感じられるか、感じられないか、があるだけなのだ。
もうしばらく掘り下げていく。
<幸せの基準>
ああ、幸せだなあと感じられるときってある。
ところが全く同じ状態でいる二人が、
ひとりは幸せを、もう一人が不幸を感じることがある。
「刑務所の鉄格子の間から二人の男が外を見た。ひとりは泥を眺め、ひとりは星を眺めた」
by デール・カーネギー
にもみられるように、
同じ状況でも何を意識し、何を感じるかは人それぞれだ。
同じだけの財産を持っていても、
幸せだなあって思う人と、なんて不幸なんだ!
って思う人とがいる。
つかんだと思った幸せも
本当の幸せとは限らないのだ。
幸せの基準は絶対的なところにあるのではないようだ。
<幸せとは何か>
池江璃花子さんのインタビューが放送されていた。
世界のトップスイマーだった彼女が白血病となり、
長期の闘病生活から、再びプールでのトレーニングをはじめ、
10月には約2年ぶりにレース復帰する。
以前なら泳げば、ほかの選手よりも身体一つ先にいたはずが、
追いつくことすらままならない。悔しい。
しかし、泳ぐことのできる幸せをかみしめていた。
以前の彼女なら、悔しいだけになっていただろう。
<幸せを感じよう>
考えてみれば、命があるだけでも儲けもの。
ものすごいラッキーのもとに命がある。
私たちはつい、自分にはないもの、
足りないものの方に意識が向かいがち。
しかし、既に持っているものがたくさんあることに気づいていきたい。
既にあることの素晴らしさを、幸せを
ただ感じるだけでいいのだ。
幸せはなるものではなく、感じるものなのだ。