気づきの伝道師 藤井一規です。
私たちは、生まれてから、今この瞬間までを積み重ねてきました。
どんなに後悔しても過去の事実を変えることはできません。
また、今この時点で、未来を作り上げ終わることもできません。
どのようにしたら、過去を有効なものとし、
未来をより望ましいものにすることができるのでしょうか?
しばらく考えていきます。
<ブログリンク>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/21793/
コンタクト先
https://www.facebook.com/kazunori.fujii.167
この記事の目次
「『今』この瞬間を大切に生きる。 それが自分への挑戦であり、明日への道へと続いていく」
by 荒川静香(プロスケーター)
私たちが生きているのは、今、この瞬間だけだ。
いかに「今」という瞬間を大切に生きることができるかが、
自分の人生をより望ましいものとしていく。
では、過去をより有効にし、
未来をより望ましいものにしていくためにどうすればいいか、
もうしばらく掘り下げていく。
<「今」を生きる>
私たちが何かをすることができるのは、
「今」この瞬間だけだ。
だから「今」を大切にしよう。と伝えたら、
今しかないのなら、刹那的に、今を楽しんでもいいのか?
と聞かれた。
確かにそういう今の楽しみ方もある。
ただ単に時間をつぶすためにゲームをすることも
その人の選択肢の一つだ。
その選択肢を奪う必要はない。
「確かに、そういう選択をすることできます」
「ですが、あなたは、本当にそれでいいと思いますか?」
<過去の事実>
私たちは、過去の事実を変えることはできない。
しかし、過去の事実に対する意味付けは、
「今」この瞬間から変えることができる。
過去に失敗したことがあるのなら、
そういう事実があったことは変えられない。
しかし、その失敗から多くを学び、
大きく成長できたとすれば、その失敗は単なる損失ではなく、
学び、成長するために必要な体験だった。
という意味付けができる。
あのとき、痛い目をみなかったら、
却って大きな損失を出したかもしれない。
過去の事実は変えられなくても、とても価値のある体験となったとすれば、
体験して良かったことになる。
<未来を創る>
未来を創るのは、未来に始まるのではない。
「今」この瞬間にあなたがアクションするから、
未来は作り上げられていく。
未来は過去からの延長線上にだけあるわけではない。
「今」この瞬間から、方向を変えることもできるし、
より高いレベルを目指すこともできる。
「今」をいかに過ごしていくかで、
過去も、未来も変わっていくのだ。