収入やビジネスの売上を倍増させるには？

橋本幸明です。

「売上を２倍にしてください」

そのように言われたらどうなりますか？

「いきなり言われてもどうすれば…」

「かなりハードル高いな…」

「どう考えても無理…」

そう感じるかも知れません。

では、

「見込み客の数を１５％増やしてください」

と言われたらどうでしょう？

「ちょっと頑張ればできるかも…」

「こんなやり方だったらいけるかも…」

と、感じ方が変わるのではないでしょうか？

前回の記事「ビジネスを成長させる

たった３つの方法とは？」において、

売上を上げる方法は、客数／購入単価／購入頻度、

この３つの要素を高める以外にないことを書きました。

(*)前回記事を読んでない方はここをクリック

それを公式化したのが、以下の売上の公式です。

「売上」＝「購入客数」×「平均販売額」×「再購入の頻度」

この売上の公式を使うと、

売上を２倍にする答えは、

小学生でも分かる掛け算の問題となります。

例えば、客数／購入単価／購入頻度の各々を１割増やすと、

（１．１×１．１×１．１＝１．３３１）

つまり、売上が３３％増加することとなります。

これを１割でなく、３割増にすると

（１．３×１，３×１．３＝２．１９７）

そう、結果が約２．２倍になるのです。

つまり、

売上を倍増させるには、

お客様が３割多くなり、

購入単価も３割増しとなり、

かつ、リピートを３０％増やせればいいのです。

さらに、

「購入客数＝見込み客数×購入率」

という公式を使うと、例えば、

「見込み客数」と「購入率」を１５％づつ高めることで

購入客数が３２％増になります。

（１．１５×１．１５＝１．３２２５）

これをまとめると、

売上を倍増させる方法は、

「見込み客数」と「購入率」をともに１５％増やす。

かつ、「購入単価」「購入頻度」を各々３割増しにする。

こういった計算が成り立ちます。

この構造が分かれば、

あとはあなたのビジネスの現状に立ち戻って、

どの要素をどれぐらいアップさせればいいのか

その見立てが立てやすくなります。

もし、再購入がほとんど発生していない状況なら、

「購入客数」×「平均販売額」×「再購入の頻度」で、

（「１．１５」×「１．１５」×「１．６」＝「２．１１６」）

といったように、

再購入が６割増しになるよう注力しながら、

客数と平均単価を１５％上げるための活動をする。

こういった取組みができるようになります。

このように、ビジネスにおいて

「要素分解」の考え方を取り入れることで、

今まで見えてこなかった解決策の糸口が

見えてくるようになります。

いかがでしょうか？

では、今日の魔法の質問です。

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あなたのビジネス規模を倍増させるために

どの要素をどれだけ高めたいですか？

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