「今」を直視すべし。目をそらさない。~ダイエットのための魔法の質問(3)~
「ダイエットする!」と決めるのって、
なかなか勇気がいる気がします。
なんだか「がんばる」イメージです。
なぜなら、
「変わること」には
たくさんのパワーと
エネルギーが必要だからです。
こんにちは。
笑顔で世界征服をもくろむ
姿勢と体の専門家、
姿勢科学士の みちのえみこです。
ここで、
私の提案する、
「姿勢美人のダイエット」の
原則を確認しておきます。
無理なく(できることを)
無駄なく(効果的に)
計画的に(思うとおりに)
健康的に、見た目にも美しくやせる。
私自身は頑張れない人なんです。
ホントに、がんばるとか、
無理する、とか、
こらえ性がなくてできません。
しかも、めんどくさがりです。
基本的に、
「無理」とか「労力」とか「無茶」とか
「無駄」とか「意味ない」とか、
嫌いです。
いかに手を抜き、いかに楽をするか、
それでいて効果を上げられないか、
いつも考えてます。
ほんと、究極のものぐさですみません。
そんな私の提案することですから、
「無理」や「無駄」をできる限り排除して
「希望する結果に結びつくこと」を
実行するのが前提になります。
……ということで、
やるからには本気です。
「絶対キレイになってやる!」
というCMがありましたが(古っ。笑)。
あなたも、
「絶対なりたい自分になる!」
と覚悟を決めた上で、
次に進んでください。
「本気でダイエットに挑む」
と決めたからには。
まずイヤな作業から入ります。
はい。
今回のタイトルからもう、
わかってますね。
見ないフリしない!
これ、です。
今の自分を徹底して見ましょう。
嫌なことは全部知りましょう。
リアルな自分と向き合いましょう。
みにくかろうが、デブだろうが、
たるんでようが、恥ずかしかろうが、
今の自分です。
これまでの選択と行動の歴史と結果です。
まずはそこを見ずして、
理想の未来は来ません。
では、まず、見た目から。
タイマーで自撮りでも、
誰かの協力を得るのでもよいので。
写真を撮りましょう。
全身を、3か所から。
横から、と。
正面と、背面。
3方向からの
自分の全身を
撮ってみましょう。
撮ったものを見て、
どこがどう気になるのか、
どこをどうしたいのか。
しっかりメモを取って
記録しておきましょう。
そして、次に。
数字を見ていきます。
(1)身長 cm
(2)体重 kg
(3)体脂肪率 %
(4)腹囲 cm
腹囲の正式な図り方のポイントは、
以下の通りです。
1.測定はへその高さで水平であること
2.吸気(息を吸う時)でなく呼気(息を吐くとき)に計測する
3.飲食直後でないこと
姿勢よくして、測ってくださいね。
(とりあえず、自分の思う「よい姿勢」でOK。)
※測定法、ちゃんと知りたい方に、ご参考。
ページの右下の方に動画へのリンクがあります。
では、ここからは、ちょっと計算します。
(5)適正体重 =身長(m)×身長(m)×22
(6)BMI =体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
適正体重というのは、
健康を保つ上でちょうどよい、
とされる体重です。
「22」の指数を小さくして算出する、
「理想体重」とか「美容体重」というのが
最近は出回っていますが、
ここでは、あくまで
「健康的にやせる」を目的にしているので、
「適正体重」を採用します。
適正体重とBMIの計算が面倒、という方は、
日本医師会のページで計算しちゃいましょう。
https://www.med.or.jp/forest/health/eat/11.html
BMI(Body Mass Index)は、
過体重(肥満)と低体重(やせ)
を判定する体格指数です。
肥満度を表すものとして、
国際的に使われています。
日本肥満学会の定めた基準
BMI 18.5未満 | 低体重 |
BMI 18.5以上、25未満 | 普通体重 |
BMI 25以上 | 肥満 |
BMIが22になるときの体重が標準体重で、最も病気になりにくい状態であるとされています。25を超えると脂質異常症や糖尿病、高血圧などの生活習慣病のリスクが2倍以上になり、30を超えると高度な肥満としてより積極的な減量治療を要するものとされています。
体重は、いくつかある指標のうちの
一つでしかない、
ととらえてください。
少なくとも、病気になるリスクが
高いところまで肥満してないかどうか
チェックしていれば十分です。
過体重よりも、過脂肪の方が
問題であるとはされますが、
体脂肪率については、
参考数値の一つとして見てください。
体脂肪率が高いからといって、
生活習慣病と相関関係があるとか、
肥満と断定できるというものでもありません。
体脂肪率と健康障害には明確な相関が認められませんが、これは体脂肪率が内臓脂肪だけでなく皮下脂肪を含む体脂肪の量を反映しているためです。すなわち内臓脂肪の蓄積にほぼ比例する腹囲が基準値を超えれば生活習慣病のリスクが高まりますが、体脂肪率が高くてもそのリスクが高いとはいえないのです。こうした理由からメタボリックシンドロームの診断基準にも体脂肪率は採用されていません。
足や腕の太さが気になる方は、
気になる部分の太さを
メジャーで左右共に
計測しておくのもよいと思います。
必要なら、ヒップも。
見た目の写真も、各数値も、
「今の自分」を
客観的に、現実的に
事実として見るためのものであって、
どれか一つを取り上げて
問題視することはありません。
目標数値を決めるのも自由ですが、
「姿勢美人のダイエット」では
そこはあまり重視してません。
これが、現在の自分であり、
スタート時点の姿です。
それを知ること、
知って感じること、考えることが、
大事なのです。
ダイエットのための魔法の質問 その3
この答え、忘れないように、
記録してください。
それがあなたの体を変える
エネルギーになるのです。
ワークシートもあります♪
http://mahoqsheet.com/sheet.php?sheetid=175
PDFでダウンロードもできますよ。
ダイエットのための魔法の質問