気づきの伝道師 藤井一規です。
音楽を日常に取り入れている方も多いことでしょう。
音楽なんて普段聞かないっていう方もいらっしゃるかもしれません。
今日は、しばし、音楽のチカラについて考えてみたい。
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この記事の目次
「良い音楽には、人を良い方向に向かわせるエネルギーがあります」
by新実徳英(作曲家)
あなたはいま、どんな音楽を聴きたいですか?
元気を出したいときは、元気な曲を聞きたくなる。
悲しいときには、悲しい歌を聴くと早く立ち直れる。
そんな話をよく聞きます。
音楽療法という言葉を聞いたことのある人も多いかもしれない。
一流のアスリートも、勝負の前に好きな音楽を聴いている様子が
テレビで流れたりする。
<音楽は常にある>
音は、空気が振動することで伝わっていく。
何かの動きが、空気を振動させている。
人の声も、音楽だと捉えることができる。
いろいろな高さの話し声だって、一つの音楽。
波の音も、川の流れの音も、雨の音も、
風の音も、雷の音も、・・・
私たちの周りは、音楽で満ちている。
<音楽とともに生きている>
私たちは生を受けて、おかあさんのお腹の中にいるときに
何かを見ることよりも先に、
何かに触れることよりも先に、
音を聞いてきた。振動を感じてきた。
おかあさんの心臓の音、呼吸の音、会話する声・・・
意識を持って以来、いや、意識のないときからも
ずっと音楽はともにあった。
音楽に包まれ続けてきた私たちは、
音楽から影響を受けつづけてきた。
そこにある波動を全身で受け留め続けてきた。
だから、音楽は大きな影響を私たちにもたらしてくれる。
<内的バイブレーション>
日常生活の中で、ストレスを感じたりして、
心や身体に負担がかかることがある。
たとえば、イライラするのも、振動だと考えられる。
そんな状態は、自分の中に不快なバイブレーション(振動)を
生み出していることだと考えることができる。
怒りに震えるようなときには、
怒りのバイブレーションが生まれている。
悲しいときは、悲しみの、
寂しいときは、寂しさのバイブレーションが生まれている。
こうした内的に生まれているバイブレーションがあり、
それもまた、心と身体に大きな影響を与えている。
自分にとって必要なバイブレーションを持つことは、
とても大切なこと。
しかし、重いストレスのような、心や身体に不快な
内的バイブレーションを生み出している場合には、
それを解消しておくことが望ましい。
<自分が求める音楽を活用しよう>
幸いにも、こうした不快な内的バイブレーションを外から打ち消すことができる。
たとえば、自分の望むバイブレーションを持つ音楽を聴くことは、
外からのバイブレーションを取り入れて、
内側にその振動を与えることになる。
その音楽にのせて、口ずさんだり、身体を動かしたり、踊ったりすれば、
よりそのチカラを強くすることができる。
歌詞があるならば、
その言葉自体が持つバイブレーションのチカラも利用することができる。
豊かな自然の中に身を置くことで、リフレッシュできるのも、
自然が与えてくれるバイブレーションがあなたに影響をあたえてくれているからでもある。
【自分が求める音楽は、あなたの望む状態を生み出す】