気づきの伝道師 藤井一規です。
生きていれば、さまざまな出来事に出会います。
どんなふうに捉えていけば、より幸せになれるのでしょうか?
今日は、ひととき出来事との向き合い方について考えたい。
http://shitsumon-alacarte.com/mental/7942/
この記事の目次
「必要なことしか目の前では起きない」
by手倉森 誠(サッカーU23代表監督)
人生には、必要なことしか起こらないと、
多くの人が伝えてくれている。
起きたことには、何か大切な意味がある。と。
今日はそのなかでも、リオデジャネイロ オリンピックを前に
男子サッカー日本代表監督の手倉森さんの言葉を。
<出来事をどう受け止めるか>
自分の身に起こることや、自分の目の前で起きること。
なかには、うれしいこと、喜ばしいこともある。
そんなときは、人生は明るく、
素晴らしいもののように思える。
そして、悲しいこと、苦しいこと、嫌なこと、
なかには怒りたくなることも起きる。
そうなると、人生が台無しになったような
気持ちになったりする。
もちろん、素直な気持ちで出来事を
受け留めることも大切なこと。
湧き上がってくる気持ちは、
あなたのなかにある宝物。
大切にしたい。
<込められたメッセージ>
そのうえで、いかなる出来事であろうとも
起きたことには、そこから受け留めるべき、
学ぶべき、大切なメッセージがあると捉えてみる。
試合に勝つことができず、
悔しい思いばかりしていたとする。
それは、努力するためのエネルギーを
与えてもらったのかもしれない。
ただ単に、努力するよりも、
悔しい思いを経験していれば、
気持ちの入り方も違ってくるだろう。
失敗して、残念な思いをしていれば、
次にうまくいくため、今後大切にしていくべきことを
気づかせてもらったのかもしれない。
<目の前で起きる意味>
そして、あなたの知らない、どこか遠くで起きたことにも
何か意味があるかもしれないが、
わざわざ、あなたの目の前で起きたことには、
何か理由があると考えてみる。
そう、なにかに気づきなさい。
なにかをし始めなさい。
何かを伝えようとしてくれている。
そう捉えてみる。
すると、いままで見過ごしてきようなことにも、
何もかもが、重要な意味をもって、あなたの周りにあるかもしれないことに
気がつきはじめる。
どんなちっぽけなことでも、
そこには、重大な意味が込められている可能性がある。
【必要なことだけが目の前では起きる】