7月はしょうしょう暑いけどタイ背負ってきてね【ひだまり的和の心その4】
7月の新月もすぎ、祇園祭も始まり、梅雨明けもしてきて本格的に夏になりました。
あなたは暑さを快適に過ごす方法どうしていますか?
私は夏は会社に限ると思っています。
ちょっと寒いけど、熱せられたコンクリートの熱だまりに比べれば寒く感じる方がまだしも、です。
今は節電とかでそんなに寒くもなりませんしね。
さてさて、今回のタイトルについて説明しましょう
「何事?」
と思いました?
私がマインドマップの記憶講座で二十四節気を覚える時に使う言葉です
二十四節気のうち7月は
小暑と大暑
があたります。
なので
「少々(小暑)暑くてもタイ背負(大暑)ってきてね」
となるわけです。
小暑と大暑、わかりやすいですね
段々暑くなってくる雰囲気出ていると私はいつも思います。
7月は季節のイベントも多いです。
まずは七夕。
この時短冊に願い事を書くところから「文月」の名前が付いたとか。
七夕の由来は中国の宮廷行事が伝わったもの、とも日本古来より7月15日に来臨される神様の衣を作るため神女が水辺で機織りをしたという七夕津女伝説から七夕の起こりとも言われるようです。
あなたはどちらの説を支持しますか?
中国の宮廷行事は乞功奠(きっこうでん)といわれています。
広く知られている織女と牽牛の物語にちなんだ星祭です。織女に倣い工芸の上達を願い、祭壇に縫い針などを捧げる風景はあなたもご覧になったことがあるかもしれません。
そして上記のような日本古来の物語にちなみ、巫女が水辺で「礫ぎ(みそぎ)」の行事を行っていたとか、盂蘭盆の準備のためのみそぎ)をおこなっていたものが七夕になったとかいわれています。
今のような七夕飾りは江戸時代のことだとか。日本以外にはこのような風習はないとのことです。
大事にしたい日本の風習、といった感じですね。
上記の盂蘭盆会についてですが、こちらは仏教行事になります。
お盆の時期は先祖が各家庭に戻る期間といわれ、京都の祇園祭は、しょうらい(精霊)さんをお迎えするお祭り、
8月の大文字の送り火はお送りするお祭りです。
仏教行事と日本古来の信仰行事が一緒になって今の姿になっていると思うのですが、にぎやかな祇園祭は是非とも一度は間近で見てみたい祭りのひとつです。
人ごみが大の苦手なので、毎年勇気が出ずにテレビのニュースで見るだけの私です。
子供たちは夏休み。お母さんたちは毎日のお昼を作るのが大変でしょうが、その時間を楽しんでくださいね。
今回の魔法のしつもんです
どのように暑さを楽しみますか?
では。
次回は「土用」についてお話したいと思います。