気づきの伝道師 藤井一規です。
直感は、あれこれ考えて出てきた答えよりも、
意外に本質を射ぬいていたりする。
今日は、直感について考えていく。
<ブログ>
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この記事の目次
「直感は経験で磨く」
by羽生善治 (将棋棋士)
論理的に考えることも大切。
しかし、ときにはいくら考えても
答えが出ないこともある。
散々あれこれ考えた結果よりも
直感を信じた結果の方が、良かったりなんてこともある、
直感を磨くことも、
重要な能力アップのひとつかもしれない。
<直感と直観>
直感について踏み込む前に、
直観との違いに触れておいたほうが
よいかもしれない。
直感は、なんの準備も、知識がなくとも
湧き上がってくるもの
直観は、知識や経験をもとに培われた
勘所のようなもの。
羽生さんの本が伝えている直感は、
直観の要素も含まれているようにも思われるが、
直感を磨くのにも経験は役に立つ。
<自由な発想>
直感は、論理とは離れたところにも存在できる。
だから、理屈に囚われていると、
せっかくこれはいい!
と直感が教えてくれていていも、
頭で、そんなはずはない!
とせっかく湧き上がった感覚を
抑え込んでしまうことになりかねない。
びっくりするような出来事や、価値観も
まずは受け留めるようにする経験は役に立つ。
自由な発想、全ての可能性を受け留める価値観は
直感を磨くことにつながる。
<無駄を楽しむ>
世知辛い中、
無駄は排除されがちなもの。
しかし、無駄に思われることを楽しむ中に、
まだ誰にも見つけられていない宝がある
可能性もある。
多くの発見は、本筋を一生懸命に取り組んだ合間に、
無駄に思われるような遊びや、余裕の時間の中で
見つけられることが多い。
リラックスしたり、自由に時間を過ごすことは
直感の働きを助けてくれる。
<感じてみる>
そして、なにより、
感じることを増やしてみる。
今の直感を意識してみる。
日常生活の中で、繰り返されること、
当たり前になっていることについて、
感じようとしなくなっていくもの。
ちょっと立ち止まって、
今自分の中で何が起きているのだろう?
自分の中を探検してみる。
どんな気持ちが湧きあがり、
どんな感覚が起きているのだろう?
じっくり感じてみる。
例えば、いつもしている歯磨きも、
細かく自分を観察してみると、
新鮮な気づきがあったりする。
理屈を離れて、感じてみる機会を増やすことは、
あなたの感覚を鋭くしていくだろう。