気づきの伝道師 藤井一規です。
リーダの力量が問われることは多い。
今日は、リーダについて考えていく。
<ブログ>
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この記事の目次
「未来への明確なビジョンがあり、国家を動かす力を持つ指導者が敢然と進めば、歴史の流れは変えることができる」
byリチャード・ニクソン(第37代アメリカ合衆国大統領)
リーダとは?リーダシップとは?
いまひとつ、あいまいなままになってはいないだろうか?
しばし、考えていく。
<リーダとリーダーシップ>
まず、リーダとリーダーシップとの違いについてみていく。
リーダとは、誰かやグループをまとめたり、率いる、立場や役割のこと。
組織の目的に応じて設定されている。
ここまではなんとなくわかる。
では、リーダーシップは?
リーダが発揮するのがリーダーシップでしょ!と思う人も多いが、
リーダシップはリーダ以外の人が発揮することができる。
リーダが全てを指示して、引っ張っていくという組織のスタイルもあるが、
それではメンバの能力を充分活かせないことも多い。
むしろ、メンバが責任をもった部分に対して、
チームを引っ張る、リーダーシップを発揮する組織の方が
活性化していると言える。
<リーダの役割>
メンバがひとりひとり、
バラバラの方向を目指しているのでは、
何をなすべきか、チームとしては混乱してしまう。
リーダは、チームをひとつの方向に進める必要がある。
メンバ全員がひとつの方向を目指していれば、
はるかに遠くに至ることができる。
また、同じ結果を目指すにも
何を優先するのかの意思統一がされているのと
いないのとでは、差が生まれてくる。
リーダは全員が目指すべき、明確な旗をたてる方が望ましい。
そして、メンバがリーダシップをとって発揮していることに対して、
リーダは組織に対して説明責任を負う。
<覚悟>
リーダはメンバを大切にしていく。
大切にしていくがゆえに、
ときには、厳しいことをメンバに伝える必要もある。
重要なポイントをないがしろにしているメンバには
重要であることを染み込ませる必要がある。
嫌われることを恐れて、叱ったりすることを躊躇してしまうと、
捻じ曲がったままになってしまうかもしれない。
叱るのは、愛情があるからで、
感情に任せて怒るのとは違う。
ある意味、嫌われる覚悟のようなものが求められたりする。
目標を達成しようとするときも、
リーダこそが、覚悟を持って取り組む必要がある。
リーダはメンバの行動には、説明責任を負う。
リーダがどんな旗を立て、どんな姿勢を示していくかは、
とても重要になる。