気づきの伝道師 藤井一規です。
それぞれは、どんなふうに人生をとらえ、
活かしていくためのヒントになる、
今日は、人生を塗り絵にたとえて考えていく。
<ブログ>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/9250/
この記事の目次
「ぼくの人生は塗り絵みたいだ!毎日新しいページに新しい絵があって色を塗るんだ…」
byチャールズ・M・シュルツ(米国の漫画家)
「スヌーピー」で知られる漫画の作者。
一日を一枚の塗り絵にたとえてみると、
どんなことに気づくだろう?
いやいや、過去からのつながりがあるから、
新しいページってことはないんじゃないの?
それも一理ある。
なので、もう少し考えていく。
<今日は新しい?過去の継続?>
人生を一日、一日の積み重ねという考え方は
直観的にも納得しやすい。
人は日の出とともに起きて活動を始め、
夜になると寝て、心を身体を休ませる。
という流れは、生理的にも自然。
だから、このサイクルが続くことが人生という考え方は
多くの人々から支持されてきた。
しかし、今日は新しいというと、
いやいや、過去からのつながりがあるはずだ!
という気持ちが湧きおこる人もいるのでは?
<寝ているときに起こること>
脳の研究が進み、脳への理解が深まってきた。
そして、どうやら寝ている間に、
経験したことの再構成が起きていることがわかってきた。
一日の間に経験したことから、
重要なものを選択してのこし、不要なものを廃棄したりする。
そして、経験したことからの学びを
今まで大切にしてきた学びと結びつけて
再構成したり、書き換えたりする。
過去において、正しいと信じてきた信念や、
大切にしてきた価値観も緩んで再編成される時間となっている。
もちろん、経験した瞬間にも、変化は起き始めているが、
寝ている間が、全体を見直す絶好の機会となっている。
<起きたときは新しい自分>
だから、朝起きたときは、
過去とのつながりはあるけれども、
新しい自分が出来上がっていると言える。
昨日と全く同じことが起きたとしても、
全く同じ反応をする可能性は低く、
新しい反応をする自分がいる。
塗り絵だとしたら、そこに塗ろうと
あなたが選択する色は、きっと変わっている。
<今日は新しい>
そして、もちろん全く同じできごとが起こる
一日になることは、決してない。
似たことがあったとしても、
反応するあなた自身が新しくなっている。
今日は昨日とは違う、まったく新しい塗り絵だという考えは、
新しい気持ちで一日を始めるうえでも
役に立つ。