気づきの伝道師 藤井一規です。
うれしくなったりするもの。
今日は、ほほえみについて考えていく。
<ブログ>
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この記事の目次
「ほほえみには、私たちの心の中にある目には見えない愛を、目に見える形にして相手に伝えるコミュニケーションの役割があるといえます」
by渡辺和子(ノートルダム清心学園理事長、シスター)
私たちは、言葉を使わなくとも
コミュニケーションするチカラがあります。
この非言語のコミュニケーションが、
人間関係に大きな影響を与えると言われる。
このことについて、さらに考えていく。
<非言語は言語よりも大事?>
コミュニケーションを学ぶと、メラビアンの法則
という名前がよく登場する。
言語よりも非言語の方が大切だ
ということを伝えようとして使われるのだが、
ウィキペディア等にも記載があるように、
実験結果から検証されたものからすると、
かなり歪んだ解釈が流布して、
もっともらしく伝えられていることは知っておきたい。
とはいえ、非言語で伝わってくるものも大切であることは確かなこと。
<ほほえみひとつで>
先日、薄茶のお茶会に参加させていただく機会があった。
そこで、とても固い無表情の方が
お茶を持って来られてたので、
緊張されているのかな?
と感じていた。
その方と、私との間にも
緊張の糸がある感じ。
私の前にお茶碗を置いた後、
安心したのか、こちらを見て、
ほほえみを見せてくれた。
その瞬間、わたしとの間にも、
明るくて、優しい気持ちのつながりが生まれた。
このほほえみがあったか、なかったかで、
この日の私の気持ちは大きく変わったかもしれない。
<心の中にあるもの>
私たちは、相手の心の中になにがあるかを
完全に知ることはできない。
どんなに言葉で伝えても伝えきることはできない。
非言語の要素は、伝えきれないものを補うチカラがある。
特に、ほほえみは、心理的にオープンで、
近づくことをOKにする合図として、
お互いに安心感をもたらしてくれる。
<ほほえみが増えたなら>
相手の存在を認め、
大切にしているという愛を伝える手段として、
ほほえみはとても有効。
ほほえみは、心のなかにある、愛を
見える形として表現する、
共通の合図として捉えることができる。
ほほえみを浮かべる時間を、回数を増やすことは
愛のある状態を感じられる時間が、量が増えていくこと。
今日もほほえみを携えてすごしていきたいもの。