気づきの伝道師 藤井一規です。
言ってはいけないことだったのに、
思わず口から飛び出してしまった・・・なんて経験があるかもしれない。
宣言したことで、継続しやすくなる。ということもある。
今日は、心と言葉と行動について考えていく。
<ブログ>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/9380/
この記事の目次
「言葉の前に心あり。言葉の後ろに行動あり」
by江川ひろし(日本話し方センター創業者)
内緒にするバズだったのに、
調子に乗って、しゃべっているうちに
秘密をばらしてしまったり。
自分がこうする!こうなる!と宣言することで、
努力を続けやすくなったりする。
心と言葉、行動との関係は、どうなっているのだろう?
<心が言葉に出る>
あるとき、
「時間が空いたからあて名書きでもするか」
と言ったとする。
この「でも」とか「ぐらい」というやつは、
その対象を軽く考えていることを示している。
しょうがないから、***「でも」やるか。。。
***「ぐらい」はできるでしょう。
とても重要なことだったら、
「でも」とか、「ぐらい」は使っていないだろう。
こんなふうに、普段思っていること、
思い込んでいることは、
無意識のうちに言葉の選択に影響を及ぼしている。
心にもないことを言うのは、難しく、
心にあることが言葉になってくることがほとんどなのだ。
<言葉と行動>
言うことばかりは、調子いいが、
実際に行動が全く伴なっていない人がいる。
そんな人のこと、あなたはどう思う?
その人の言葉には、
心が伴っていないことを示している。
そういう人のことは、
周りの人たちの知るところとなり、
次第に、誰からも信用されなくなっていく。
逆に、「こうします!」って宣言しちゃうことで、
自分を引っ込みがつかない状況に追い込むことで、
行動をしていこうとする話をよく聞く。
しっかりした心の上に、
言葉が乗り、それが行動につながっていくのだ。
<心と言葉と行動はつながっている>
ふだん、あまりにも何も考えずに
言葉を発してしまっていることって多いのではないだろうか?
どんな言葉を使っているかに気づくと、
自分が、その人が、どんな心で、どんな意識でいるかに
気づくことができる。
心の中を正確に知ることは難しくても、
使っている言葉が、教えてくれることはいっぱいある。
そして、その言葉と行動とのつながり具合からも。
<言葉にもっと責任をもつ>
より望ましい自分になりたいとすれば、
今、自分がどんな心、どんな意識でいるかに気づくことは大切。
まずは少しでもいいから、使う言葉に意識を向けていきたい。
そして、ありたい自分とギャップに気づき
使う言葉を変えていく。
使う言葉に責任を持つことができれば
望ましい方向に向かっていきやすい。