ようこそ
私ひだまりがご案内する日本の暦
暑いと思っていたらいつの間にか秋が
忍び寄ってくるこの時期についてお伝えしますね
9月7日二十四節氣の白露となりました。
白露とは
昼間はまだまだ暑い日が続いたりします。
ても朝晩の涼しさには寒さを感じるほどになり
夜の冷え込みで明け方に草の葉に露が宿るところから
ついた名称、と聞いています。
ススキの穂が出てくるのもこの時期、
そして空の高さ、湿度が低くなり澄んだ空に出会えるようになります。
まさに季節の移り変わりが目に見えて感じられる時期、
白露とはそう考えると非常に日本的な感性の名称だと思います。
そして、陰陽五行では白は秋を意味しています
名実ともに秋になったということでしょう。
そして9月9日は重陽の節句を迎えました。
節句
と聞いて雛の節句、端午の節句はすぐ思いつくかもしれません。
9月にも節句があります。
別名菊の節句。
平安の昔は宮中の女性は菊をを積んだ箱を枕元において香りを
楽しんだそうです。
また9月15日は中秋の名月でした。
私が見上げた月は雲間に見えましたが、あなたはいかがでしたか?
今月は地球と月の距離が近づくスーパームーン
大きく輝く月が見えたらラッキーでしたね
良いことがきっとあります。
中秋の名月で月にお供え物をしますが
ススキと共に
丸いもの
が基本。
小ぶりな里芋を皮ごと茹でた衣被
ぶどう
お月見団子
なんか可愛らしいイメージがわきます
子供の頃へのノスタルジーでしょうか
我が家では、お月見団子は十五夜に合わせ
15個ピラミッド状に盛り上げます。
真っ白い何も味のない餅を丸めたものでしたが
地方によっては芋名月に因み、白い餅をこし餡で
包んで里芋を表すところもあります。
あなたのお家はどんな飾り方をされてましたか?
この時期、いろいろな風習が日本的な気がします。
いろんな行事の多くは中国からもたらされたものが
長い時間をかけて日本の風土にあった慣習になりました。
しかしながら、月へのお供えなどは、日本で生まれたもの
と思っています。
そういう記述にお目にかかることがありませんでしたが
もし
間違ってるぞ〜
ということがあれば教えてくださいね
ということで、今回のしつもんです
★あなたが月を最後に眺めたのはいつですか?
★昔から行っていることはありますか?
★将来に伝えたい伝統行事はなんですか?
次は秋分について
またお会いしましょう