気づきの伝道師 藤井一規です。
欲は、人を醜くすることがある。
欲から離れることは美しいと考えられたりしている。
しかし、欲から離れていれば良いのだろうか?
今日は、欲を持つことについて考えていく。
<ブログ>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/9712/
この記事の目次
「欲のない人間になったらおしまいです。欲の出しすぎはよろしくないが、欲のなさすぎも困りものです。欲がないのは大変きれいに聞こえますが、その実、骨を折ることが嫌い、精を出すことが嫌いで、つまり、人間がナマケモノの証拠です」
by藤原銀次郎 (実業家)
私利私欲むき出しの人って、好きにはなれないかもしれない。
しかし、だからといって、欲そのものを無くせばよい、というものでもないようだ。
欲とどう付き合っていけば良いのだろう?
<欲とは>
欲というと、なんとなくマイナスなイメージを
もってしまう人が多いかもしれない。
しかし、何かに取り組もう!やり遂げよう!
といった意欲も、欲のうちの一つ。
欲を失うことは、
生きるエネルギーを充分に発揮できない状態でもあると言える。
興味のあることを知りたい!
学びたい!成長したい!ということも
好奇心や向上心も欲の一つ。
望ましい未来を手に入れようとする欲は
持ち続けていたいもの。
<意欲がチカラとなる>
こうした、望ましい未来を手に入れようとする意欲は、
苦難に出会ったときに、それを乗り越えようとする
チカラとなっていく。
もし、欲がなければ、
何か邪魔するものに出会ったとき、
わざわざ努力して、なんとかしようという気持ちを
生み出してくれなくなってしまう。
ときには、ちょっと泥臭い欲も大切に扱い、
うまく利用していった方が効果的。
<手に入れたいものを明らかにする>
そこで、自分が手に入れないものを
リストアップしておくことは、役に立つ。
少なくとも年に一度は、たくさん・・・
100個くらい書き出してみると良いそうだ。
どんなものが手に入ったら、自分はうれしいのか、
制限をつけずに文字にしてみる。
あ、自分はこんなものを求めているんだ、
って発見したりもする。
書き出してみると、
自分の目指す方向が改めて意識され、
その方向へ向かって、アンテナが向き、
進みやすくなっていく。
<欲を活かす>
欲は、自分を動かすエネルギーになっていく。
うまく活かすことで、より望ましい人生を手に入れることに
つながっていく。
わくわくするような未来を、
手に入れたいって欲は、持ち続けていきたいもの。