気づきの伝道師 藤井一規です。
人と比べると、自分ってなんて劣っているのだろう。。。
なんて思い、自分の価値を下げてしまっている人は多い。
今日は、どのように自分を高めていくかについて考えていく。
<ブログ>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/9794/
この記事の目次
「他人とではなく、昨日の自分と勝負する」
by大越俊夫(教育者、自己啓発作家、著述家)
勝負をしたり、比較することは、
モチベーションを上げるために役に立つところがある。
しかし、劣った自分のほうに意識が向かってしまい、
却って、エネルギーを亡くしたり、
相手に勝ったことで、慢心してしまったりすることがある。
どのようにすれば、より自分を高めていけるのだろう?
<他人と比べるとき>
誰かと比べるとき、比べて
なんて、私は優れているのだろう!
と思うことは、ほとんどない。
仮に優れていると、満足を感じたとしても、
自分の成長にはつながっていかない。
比べようとするときはまず、
自分が劣っている場合だ。
つい、自分にないもの、未熟なところに意識がいきやすい。
また、隣りの芝は青く見える。
などと言われるように、
はた目から見て、相手を過大評価し、
自分が劣っているように感じているが、
実際に住んでみたら、隣りの芝にも欠点がいっぱいあったりする。
<劣ることへの意識>
冷静に考えてみると、
比べる相手を誰にするかで、
結果が全く違ってくることに気がつく。
相手の選び方で、勝つか負けるかが違ってくる。
それにもかかわらず、
負けるケースをわざわざ取り上げていることになる。
もちろん、それを向上心につなげることもできるけれど、
向上したら、次の自分が負ける相手に意識がいき、
基本、劣り続ける状態を生み出してしまう。
<昨日の自分と比べると>
そこで、昨日の自分と比べることを考えてみる。
すると、思い込みで比較相手を過大評価することはなくなるし、
自分がより良くなったことを意識する機会が増える。
あ、もうすこしだけやってみようとか、
出来ている自分に気づきやすくなる。
わずかな向上と思っても、それを積み重ねると、
大きな変化を生み出すことができる。
1.01の365乗は、約37.8だ。
1%の向上を365日実行したら、
37.8倍になれる。
<成長しよう>
誰かと勝負することも、刺激になるけれど
昨日の自分に勝っているかどうかを基準にしたい。
自分を向上すること、成長させることのほうが、
誰かに勝つことよりも重要なのだから。