ドラッカーによると、ビジネスの仕方が変わってくる年となった。
産業社会から知識社会へ時代は変化している。
大きなパラダイムシフトが起きている。
小さなパラダイムシフトはインターネット時代で頻繁に起きていることは間違いない。
パラダイムシフトとは
パラダイムシフトを分かりやすく説明するために、マンモスの時代までさかのぼってみよう。
人間は、狩猟社会を経験し、次の農耕社会を学び、産業社会へ突入した。
そして、今は知識社会へ一歩を踏み出し2015年は知識社会元年と言われている。
さて、マンモスの時代つまり狩猟社会の人々の暮らしはどんな暮らしだっただろうか、想像をしてほしい。
たとえば、朝日が登ってから男たちは狩りにでかける。獣や魚それに鳥などをヤリや弓で獲物を追いかけて追いかけて狩るの毎日を送っている。
女たちは、なっている木ノ実や地面にはえているいもきのこや野菜を採ってきていた。
こんな生活をしている人々がある日突然、農耕社会へタイムスリップしたらどうなるだろうか。
農耕社会の人々が、じゃがいも畑を作っている時に、狩猟社会の人がやってきたらどうするだろうか。
柵の中で鶏を飼っているいるところに、狩猟社会に生きていた人がやってきたらどうなるだろうか。
想像してほしい。
あなたが、もしも狩猟社会に生きている人だったらどんな行動をとるだろうか。
考えてほしい。
たぶん、こんな行動をとるのではないだろうか。
じゃがいもを植えているところを見て、すぐに掘り返してしまうんじゃないだろうか。
鶏を見かけたら、直ぐにやりで殺してしまうんじゃないだろうか。
じゃがいもを掘り返している狩猟社会の人をみかけた農耕社会の人はその人にどんなことをするだろうか、どんな間違いを指摘するだろうか。
つまり、狩猟社会では当たり前だったことが、農耕社会ではまったく通じない、間違った行動となるのです。
これが、パラダイムシフトです。
農耕社会では、一年を通じて生活するリズムをつくり同じ場所で生活して、計画的な暮らしをするようになったのです。
それでは、農耕社会から産業社会へ変わった時のパラダイムはなんだろうか。
これも考えてほしい。
道具に知識を適用
人間は、狩猟社会から農耕社会へ変わる時に、道具に知識を適用した。
そして、道具が改良されて生活の生産性が飛躍的に伸びたのです。
さらに、農耕社会から産業社会へ移行することは、仕事に知識が適用された。
これによって、プロセスが変わった。たてえば、蒸気機関を動力として生産性がこれまた飛躍的に伸びることとなった。
知識を知識に適用
産業社会から知識社会へ移行するということは、どういうことだろうか。
ドラッカーは知識に知識を適用すると言っている。
知識を知識に適用とはどういうことか。
今日の質問です。
江戸時代に、東京と大阪を三時間で行けるようになると想像した人がいただろうか。
飛行機が飛ぶことなど誰が想像しただろう。
知識社会で起きるパラダイムシフトはどのようにものだろうか。
「十年後、あなたはどんな風に買い物をしていますか。」
是非、想像力を発揮して下さい。
過去の延長線上にない時代が今そこまで来ています。