プロ野球日本シリーズは、日本ハムの4勝2敗で幕を閉じました。
短期決戦の場合は、勢いとデータが大きく影響します。
感やいつも通りは通用しない。
これが今回の日本シリーズでは随所に現れた。
いつも通りとセオリーは違う
カープはいつも通りのパターンで臨んだ日本シリーズとなった。
それに対し、日本ハムはデータ重視の試合運びをした。
7回以降の投手起用はシーズン中の通りのパターンで投手をつぎ込んできた。
これは、日本ハムの思う壺となった。
これだけではない、シーズン中の対戦は三試合だが日本シリーズは七試合続けて対戦する。
つまり、投手のデータがなくても同じ投手と何試合も連続して対戦すると打者も慣れてくる。
そんなことから、短期決戦の戦い方が必要なのです。
セオリーは重視する必要がある。
セオリーとは、分かりやすくいうとその通りにすれば得点率が上がるということだ。
ノーアウト一塁なら送りバント。
ワンアウトランナー二塁で絶対点を与えたくない場合は、外野は全前守備。など
野球を少しやっている人は必ず知っていることです。
これに引き換えいつも通りは、今まで上手くいったから今日も同じ方法で、となる。
これを読んだだけでも、大丈夫なのって感じる人もいるでしょう。
すべては進化している
学習とは創造である。
子供の成長は分かりやすいが、大人は成長しているかどうか分かりにくい。
成長の度合いより、大人になれば自分の枠をつくってしまい、変化を嫌うようになっていく。
だからこそ、自分で枠を作っていないか意識する必要がある。
日本シリーズでは、パターンがいつまでも通じると思い込んでいる。そんな枠はなかっただろうか。
毎日分析して、問にを立てることが大切だ。
今日の質問です。
「成長するためにどんなことを意識していますか。」
どこに意識を向けるか。
何を意識するか。
とても大事なことです。
そして、成長するためには失敗が必要だと思う。
なぜなら、失敗しない人は限界を超えていないことになる。
失敗するから成長する。失敗はその時のために何度も失敗して、そのときに備える。
ひとりごと
日本ハム西川の打球は予測できた。
私が見ている限りでは、ほとんど同じ方向に飛んでいる。
「次、西川の打球を取るにはどうしたらいいだろうか。」
こんな質問をしていたら、試合は変わっていた。
たら、で野球はできないという人がいるかもしれない。
だからこそ、今回の試合でカープは負けてしまったが得るものも有った。
悔しさだけではなく、問いを立てて次のシーズンへ、そして次の日本シリーズを迎えてほしい。
問いが試合を決める。