学びを科学する。
学びは、どんな時におきるのか。
教えられた通りできたら、学びがあったのか。
大事なことは、何かをする前に、結果を予測する。
その結果を導くために何をしたらいいか、考える。
何故、そうしたらいいと思ったのかを書き留める。
そして、
結果はどうだったか、見直してみる。
予測したことと、結果の差をみつける。
何が良かったか、何が違ったか。
そうすることで、やる前に書き留めた、
「何故、そうしたらいいと思ったか」との違いやギャップは何か。
前提は、結果を生むのに正しかったか。
前提や思い込みを疑ってみる。
そのとき、学習が起きる。
若い研究者
これを語ってくれたのが、若い男の人でした。
学習を研究しているラボに所属し、学習を自分の好きなサッカーに応用しようとしている。
何故、サッカーに応用したいと思ったのか聞いてみた。
答えは、「自分にしかできないから」
自信をもって答えてくれた。
サッカーで挫折した経験がバネになっている。
自分の歩んできた道の中に、自分にしかできないヒントがたくさんある。
あの時、学習理論を学んでいれば、違った人生だったかもしれない。
でも現実の人生は違う。これを受け入れて自分にしかできないことを見つけた。
年齢は関係ない
その彼が、東北の有名なサッカーの指導者に会いに行った。
発想豊かな練習風景を見て、感じたことを指導者に話をした。
指導者は、長い経験の中からこの方法がいいと分かっている。
論理的には説明できなくてもちゃっと結果が出ている。
彼は、この練習の良さを論理的に説明した。
そのとき、指導者と彼と間に何かが生まれた。
全国の指導者が集まるセミナーで、その指導者は彼に講師を依頼してきた。
サッカーが好きな二人の中には、つぎの目標ができたんだなと私は思った。
これが開催されるフォーラムです。
https://goo.gl/meiQSG
今日の質問
あなたの歩んできた道はあなただけしか経験していない。
「あなたしかできないことは何ですか?」
私のこの質問でいくつかの発見がありました。
私が今していることの多くは、ほかの人でもできる。と言うことです。
自分がしたほうが早いからやっている。だけならだれかにお願いする。
そんなことを考えました。
そして、私も問い続けます。
私にしかできないことはなんだろう。