あなたの会社が今なくなったら、だれがどのように困りますか?
この質問は、
あなたの会社の強み、特長、存在意義などを浮かび上がらせます。
「あなたの会社」を
「あなたが売っている製品(サービス)」に変えると、
製品の強み、特長、存在意義が見えてきます。
ただ客先を訪問していれば売れる時代ではありません。
売れても単価が下がるから金額が増えない。
むやみに訪問件数を増やすと営業経費ばかり増えてしまう。
自社の強みを見極め、資源を集中し一貫性を持って前に進むことが突破口となります。
■強みを言葉に!一貫性を持って徹底的に使い倒す!
では、強みはどのようにして見つければ良いのだろうか?
それは、顧客と非顧客(顧客でない人)の声を聞くことです。
ある地場工務店は顧客と非顧客の声を集めたところ3つの強みが見つかりました。
「地球にやさしいECO住宅」
「家のカルテによる計画的なメンテナンス」
「働くママに優しい家づくり」
あとは、強みをチラシや営業マンのトークに落とし込み、
一貫性を持って徹底的に使い倒すことです。
■自社の独自の強みは業績回復の突破口になる
「取引き先が増えない」「商品が売れない」なぜでしょうか?
それはあなたの会社独自の強みに気づかず、営業に活かしきれていないからです。
今回のケースでは3つの強みを次の5点を重点に営業を強化しました。
1.チラシ、ブログなどに3つの強みを必ずのせた
2.展示会を見学会でなく、強みを伝える説明会にした
3.電話応対のトークも「働くママに優しいECO住宅づくりの○○工務店です」 とアピールし一貫性を持たせた
4.月に1回「働く主婦座談会」を開催し内容をホームページに公開した
5.チラシ・名刺・看板広告にすべて3つの強みを表示した
これだけ取り決めしてアピールしただけで、
問い合わせ件数が前月の4倍に増加し、
受注が50%アップしたのです。
社員の能力が急激にアップしたのではなく、
活用の仕方を改善したのです。
このように、改めて自社の強みを認識し、
そこに特化していく事は、
顧客のニーズを満たし、増客に繋がります。
■他社ではなく、自社を選ぶ理由に気がついているか
経営者も含め全社員が自社の強みを客観的に理解していれば
正しくお客様に伝えられます。
自社の強みを理解することで、顧客ニーズにより応えられ増客に繋がります。
単価アップと増客なくして、人口の縮小時代は生き残れません。
生き残る為には、
経営者自ら顧客を知り、
自社の強みを活かしきることが縮小する市場環境に打ち勝つ絶対条件です。
===【成果アップのための魔法の質問】====
あなたの会社の強みは何ですか?
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