こんにちは。
魅力発見/発信コンサルタント。
しゅうしゅう(上田修司)です。
この記事の目次
人生が劇的に変わるたった1つの思考
人生を劇的に変える思考があります。
それは
「自責思考」
になることです。
自責思考と他責思考
人間には2種類の人がいます。
自分の人生に起こることを
自分の責任と考える人と
他人の責任と考える人です。
前者を自責思考の人
後者を他責思考の人
と言います。
人生の喜び
人生の大きな楽しみのひとつに
自分の成長があります。
ひとつ何か出来るようになった。
新しい考え方が出来る様になった。
その時の喜びは何物にも代えられません。
自転車に乗れるようになったとき
ある数学の問題が解けたとき
「なるほど!」となる新しい
考え方に触れたとき
そんな時の嬉しさは他では
ありません。
人生の見方が劇的に変わった!!
そう感じられたときの喜びは
とても大きなものです。
7つの習慣®に紹介されている最初のキーワード
トヨタ自動車の元社長の奥田碩さんが
「本書は、世界の貴重な財産です」
と言い、アメリカ元大統領のビル・クリントン氏が
「すべての従業員がこの本を読めば、
劇的に生産性があがるだろう」
と言う、世界的名著「7つの習慣®」(※1)
その中に習慣の前に書かれいてる
キーワードの1つめが
「インサイドアウト」(※2)
インサイドアウト
インサイドアウトとは
「問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題である」
という考え方です。
物事が上手くいかない原因を何かのせいにするのではなく、
自分に何ができるかを考えることが大切である、ということです。
松下幸之助さん曰く
松下幸之助さんは昭和49年の
上梓した「崩れゆく日本をどう救うか」
の中で以下のように書いています。 (※3)
一人ひとりの社会的責任というものが、必ずしも十分に認識されていないように思われる。その結果、自分の社会的責任はタナにあげて、他の責任だけをもっぱら追及するというような姿が多くみられる。もちろん、他の責任を追及することが悪いというわけではない。人間というのは一面弱いもので、他から追及されないと、なかなか進んで自分の責任を全うしようとしない面も持っている。だから、それぞれが自分の社会的責任をよりよくはたしていけるように、お互いにある程度追及し合うことはそれなりに意義があると思う。しかし、その前に大事なのは、まず自分の社会的責任を知り、それをはたしていくことではないだろうか。
現在目の前に起きている問題を
解決するためにすべきことは
「自分で出来る事は何か?」
を考えて、その次に
「他の人に解決してもらえる事は何か?」
と考えること。
と言っているように取れます。
結果を出す人のある共通した「思考特性」
メルマガ10年以上毎日書き続ける
投資家であり、コンサルタントでもある
鮒谷周史さんはご自身のメールマガジン(※4)で
以下のように書いています。
■これまでにさまざまなビジネスパーソンとお付き合いをさせて
いただく中で、結果を出す人には、ある共通した「思考の特性」がある、
ということが分かってきました。■その思考の特性とは、
【 あらゆることに対し、自責でものを考える 】
ということです。
■この場合の「自責」といいますのは、
いわゆる自分を責めるという意味で「自責の念」などと使われる
ときの否定的な意味ではなく、【 すべての原因は自分にある 】
という考え方です。
経営者、そして結果を出す人は
「自責思考」であると言う共通点を
何千人の人と会食してきた
鮒谷さんは感じているのです。
そして質問家マツダミヒロさんは・・・
質問家マツダミヒロさんの
有名な問のひとつに次のようなものがあります。
「100%自分に責任があるとしたら、
パートナーにどんな関わり方をしますか?」(※5)
「自分に100パーセントの責任があるとしたら、
どんなふうに関わり方を変えられるだろう」(※6)
そしてこんな例が書かれています。
具体的な例を挙げてみましょう。
たとえば、あなたがカジュアルなレストランに行ったとします。お店は繁盛していて、店員さんはとても忙しそうでした。
席についてしばらく経ってもメニューが来ないので声をかけると、
「お待ちください!順番に応じています!」
ときつく言われてしまいました。
すると、「その態度は何?私はお客様なのに」とイライラするわけです。それが、少し高級なレストランに行った場合、
忙しさは先ほどのお店と同じくらいであっても、
「申し訳ございませんが、少々お待ちください。
これはお詫びの食前酒です」と、
深々とお辞儀をされてから飲み物をサービスされたらどうでしょうか?
「大丈夫ですよ」と笑顔で答えられたりします。これは、相手の関わり方で、自分の態度や感情まで変わるという良い例です。
自分の性格は変わらないのに、相手の関わり方が変わるだけで、
自分の振る舞いや話し方まで変わってしまうのは、
日常でもよくあることです。
どんなに相手が悪いと感じていても、
この様な質問を自分にすることによって、
その相手への関わり方が変わり
それで自分が取り巻く状況や
場の雰囲気やその先の行動が
まるで変わります。
”怒る”ことが劇的に減る
私は上記の鮒谷周史さんに
「時々、ある一言ですぐに沸点に
到達し、すぐに『怒り』の感情が
出てしまいます。
その場の雰囲気は悪くなるし、
自分の感情がとても不快だし、
怒ることで自分を不利にしていると
感じます。
この対処方法はありますでしょうか?」
と質問したときに、この自責思考の
お話しをしてくださいました。
以前は時々怒っていた僕も
それから劇的に「怒り」の感情が
減り、最近は何も言わなくても
「上田さん、ホントに変わったよね」
と言われます。
自責思考で気を付けるべきこと
なんでもかんでも「自責思考」に
すれば良い訳ではありません。
もと巨人軍、ニューヨークヤンキースで
活躍し、国民栄誉賞を受賞した松井秀喜
選手は言います。(※7)
自分がコントロールできることとできないことを分けて考えなければいけません。そして、コントロールできることについては、結果につなげるべく努力をします
大事なのは自分でコントロール出来ること
と、コントロール出来ないことをきちんと
分けること。
中には自分で出来ても他人の任せた方が
全体としてうまく行くこともあります。
そんな中で自分がコントロールできる
ことを明確にし、その点については
「どのようすすれば、上手く行くだろう?」
と考えることです。
自責思考で人生が劇的に変わる
今まで他人の責任にしていたことも
「自分に100パーセントの責任があるとしたら、
どんなふうに関わり方を変えられるだろう」
と考えてみましょう。
これは今まで他人の責任にしていたことを
自分の責任にするという
自分の思考を180度変える考え方です。
そのように考えることで、全ての事に対して
自分の関わり方が変わります。
今日の魔法の質問
「自分に100パーセントの責任があるとしたら、
どんなふうに関わり方を変えられるだろう」
ーーーーー出展一覧ーーーーー
(※1)完訳 7つの習慣® 人格主義の回復:スティーブン・R・コヴィー
(※2)株式会社ジェイック 7つの習慣®研修ページ
(※3)松下幸之助.com 自分の「社会的責任」を知る――松下幸之助のことば〈58〉
(※4)平成進化論:成功者に共通する思考パターンは他責ではなく自責である
(※5)マツダミヒロ ライフトラベラーカフェ:100%責任は自分にある
(※6)マツダミヒロ ライフトラベラーカフェ:子どもとどんな関わり合いをしたいだろう?
(※7)ブログ 行方知れずの言葉 その日記:「自分がコントロールできることとできないことを分けて考えなければいけません」