「早くしなさい!」って誰のため?
朝から
早く起きなさい!
早くご飯食べなさい!
早く着替えなさい!
早く・・・
早く・・・
早く・・・
って言われると
ついついこう言いたくなる。
うるさーーーーーい!
って(笑)
思わず子どもじゃなくても
言いたくなるでしょ?
子どもに1日何回言ってるか
数えたことありますか?
小学生の子どもを持つ
ママさんに尋ねてみたら
「数え切れない。」って返事が返ってきました^^;
それに
「早くしなさい!」って言わなきゃ
私も仕事に遅れちゃうもん・・・と
なるほどね・・・
それも分からなくはない。
だけど
早くしなさい!って
実はとても曖昧な言葉
実際に何をどうすれば
どれだけ早くなるのか
分からない。
基準がないんです。
基準って?
一番わかりやすいのは
事実を伝えてあげること
要は
事実=時間を伝えてあげる
呪いの言葉
この「早くしなさい!」って
言葉は
子供の考える力や
自立心を奪う
呪いの言葉
動物の調教のように
言葉でお尻をいつまでも追い続けなくては
ならなくなる。
時間の観念を少しずつ
育てるために
時間という事実を
伝えてあげる
そうすれば
自分が朝食を食べるのに
どれだけ時間がかかるのか
着替えるのに
どれだけ時間がかかるのか
だんだんわかってくるようになる
「早くしなさい!」じゃなくて
「今、◯時◯分よ。」と
時間を伝えてあげるだけで
あと何をどれだけの
時間で行えばいいのか
自分でわかってくるようになる。
こちらから見ていて
時間がギリギリのように見えても
その子なりの時間配分が
育ってくる。
早くしなさい!を
やめて初めて
自分がどれだけ
早くしなさい!って言葉を
発してたのか気づく。
最初は
言いたくて言いたくて
仕方のない衝動に襲われるかも
しれないけど
不思議なことに
早くしなさい!をやめると
言われなくても
子どもたちは自分のペースで
行動できるようになってくる。
早くしなさい!は
言い換えると
私のペースで動きなさい!って
命令されているようなもの
人は命令されると
反抗したくなるもんなんです。
そして
考えることをやめてしまうんです。
遅刻したっていい。
忘れ物したっていい。
大事なのは
じゃーどうしたら
遅刻しないかな?
忘れ物しないかな?って
考えること
もしかしたら
前日に持ち物を確認するように
なるかもしれないし。
起床時間を
5分早くするかもしれない。
そして
ここでも大切なのが
前日に持ち物確認しなさい!とか
起床時間を早くしなさい!って
命令するんじゃない。
じゃーどうすればいい?と
しつもんして
一緒に考えてあげればいい。
そんなわけで
私は「早くしなさい!」という言葉を
使わなくなって15年経ちました^^
Q 早くしなさい!は誰のためですか?
※あくまでも我が家の事例なので
参考になればどうぞ♪