気づきの伝道師 藤井一規です。
今日は、幸運は向こうからやってくるのか?
ということについて考えてみたい。
この記事の目次
「幸運は待っていれば向こうからやってきてくれるほど、都合のよいものではありません。自ら望み、準備し、行動することによって獲得するものです」
byジョセフ・マーフィー(アイルランド出身の宗教者、著述家)
どうやら、世の中、ツイている人というものは
存在するようだ。
そして、どうも共通点があると考えられている。
たしかに「棚からぼた餅」のように、
運よく機会を得ることができる人もいる。
しかし、その機会に真摯に向き合うことなく、
浮かれているだけだとしたら、
ちょっとしたことで逃してしまったりする。
実力不足でその幸運を得たがために、
却って苦しむようなこともあったりする。
どうも本当の幸運が向こうからやってくるのは、
あなたに準備ができているから、
と考えるほうがピッタリくることが多い。
たとえば、普段、熱心に取り組み、精進していれば、
それは周囲に伝わっていく。
周りの期待や、信頼を得ることができていれば、
何かのときに、では、あいつに機会を与えては
どうかと、考える人が現れたりする。
それは、積極的にチャンスをつかみ取ろうとして
いたわけではなくても、あなたがそのチャンスに
見合う準備が出来ているから、
幸運がやってきたと言える。
それに、得た機会を定着させて、継続的に
実のあるものにしていくためには、
取り組む姿勢や、身に付けたチカラ、
さらに成長しようとする努力は欠かせない。
もちろん、自ら手に入れたいものを
明確に意識していると、うっかり見過ごしたり、
通り過ごしてしまうな状況でも、
チャンスが存在することに気づくことができるという
効果がある。
自分の興味のあることになら、
まるで特定のチャンネルの周波数に合わせるかのよう
に、目の端にちょっと飛び込んできただけでも、
たまたま耳に入った言葉でも、
気づくことができるもの。
これもまた、ただ待っているのではなく、
自ら準備を、行動を起こしているから起きること。
さらに、出会ったチャンスをモノにするために、
チャンスに出会ったときに、それを即実現するための
準備を整えていると、
手に入れる確率を高くすることができる。
幸運は、向こうからやってくるようでも、
自らの準備、行動があるから起きていると
考えたほうが自然。
【幸運は、自ら準備し、行動することによって獲得するもの】