これはマネしたい!美しい「クレーム」の伝え方
この記事の目次
クレームも美しく
つい先日のこと。
カフェで
いつものようにブログを書いていると
ちょっと派手な感じの女性が
店内に入ってきました。
見たところ、
60代後半~70代前半くらい。
カウンターでオーダーした物を
トレーにのせ、
席を探している風。
その時、店内に
空席はなかったのですが
その方の
なんとも言えない威圧感からか
一組のおばちゃん達が
席を空けたんですね。
うおー
迫力あるな~( ̄▽ ̄;)
と、
ビビりながら見てました。
ほどなくして
その女性が声をはって
「すみませーん」って
店員を呼びました。
セルフサービスの店なんだから
自分で行けばいいのに、と
ちょっと横柄な印象を
受けたんですね。
声をかけ続けること3~4回
ようやく店員が席まで来ると
その女性は
店員さんに耳打ちして
何かを伝えました。
なにか、
飲み物に不具合が
あったのでしょう。
店員さんは、謝りながら
カップを下げていきました。
残されたその女性は、
明らかに不機嫌そう。
席を立ち
帰ろうとしていましたが、
追いかけてきた
店員さんと少し話すと
また席に着き
そのまま過ごしておられました。
私が驚いたのは、
この女性のクレームの言い方。
怒っているときって、つい
大きな声で怒鳴ってしまいませんか?
もしくは
なにも言わず、口をつけず
席を立つ。
特におばちゃんって
大きな声で店員さんに文句を言う
という偏見が、
私のなかにあったんです。
でも、この方は
それをしなかった。
あの風貌だったら、
超!上から目線で言いそうなのに
(偏見です)
それを、
私の偏見とは違い
他の客に聞こえないように
周りの客に嫌な思いをさせないように
店員さんを自分の席に呼び、
小さな声で伝えたんですね。
これが、
カウンターに出向いて伝えるとなると
大きな声で言わなければならないし、
そうすれば
他の客にまる聞こえです。
最初の威圧感あるイメージとは真逆の
品のある行動に
思わず「ステキ」と思った出来事です。
私たち女性の起業家としては
小さな所作にも気配りしたいもの。
街で見かけたステキな所作は
どんどん真似していきましょう!
《サクラサクしつもん》
あなたが思うステキな所作は
どんなものですか?