気づきの伝道師 藤井一規です。
誰もが幸福になりたいと思うもの。
では、幸福になれる秘訣があるとしたら?
今日は、幸福になる秘訣について考えていく。
<ブログ>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/10053/
この記事の目次
「幸福になる秘訣をお教えしよう。できるだけいろいろなものに興味を持ち、物ごとであれ人間であれ興味を感じるものを無視せず、できるだけ好意的に接することだ」
byバートランド・ラッセル(英の数学者・哲学者・社会思想家)
幸福になる秘訣があるという。
いったいどんなものなのだろう?
<幸福を意識する>
あなたにとって、どんなときに幸福を感じられますか?
そう聞かれたら、きっといままでの人生で
幸福を感じたときのことを思い出し、
幸福感が生まれてきたりする。
幸福な体験が自分の中にあることを意識することは、
幸せになることにつながっている。
同じように、幸福と呼べるもの、恵みがあることを、
自分の中に、自分の周りにたくさんあると意識できればできるほど、
自分が幸せであることを感じやすくなっていく。
反対に、自分の中や、周りにある、
嫌なもの、避けたいものに意識が向くと、
嫌な感覚を持ってしまう。
<好意的なものを増やす>
人は、特に好きなもの、特に嫌いなものは、意識しやすい。
自分にとって、意味があるものを意識しやすいのは、
当然なことだと言える。
しかし、考えてみると、自分の周りにあるものの大部分は、
そのどちらでもない領域に属している。
だから、その領域にあるものが、自分にとって好意的なもので、
よりたくさんの好意的なものに囲まれているとしたら、
幸せを感じやすくなっていくと言える。
よく見かける近所の方がいても、
声をかけるわけでもなく過ごすこともできる。
しかし、ちょっと笑顔で挨拶してみたら、
向こうからも、笑顔と気持ちの良い挨拶が返ってきたりする。
いままでは、特に意味を持たなかったことや時間を
好意的なことや時間に変えることができるのだ。
<何気ないことにも興味を持つ>
俳句を趣味にしているひとに、
「俳句をしていて、どんないいことがありますか?」
って聞いてみると、
日常のちょっとした、何気ないところにある、
季節の移り変わりをみつけてうれしくなったり、
ちょっとした心の動きを楽しめるようになった
といった答えが返ってくることが多い。
そう、これまでは無機質で意味がない、
と思っていたものにも、興味を持ち、好意的に接すると、
自分をわくわくさせるものにしていくことができるのだ。
<幸福の秘訣>
だから、幸福になろうと思えば、
幸福になることができる。
すでに幸せや恵みに囲まれ、幸福であることに気づくだけでいい。
自分の中や周りにある、
幸せや恵みをもたらしてくれているものに気づき、
これまで、特に意味を持っていなかったところにも、
興味を持ち、好意的に捉えていくことで、
ものすごくたくさんの幸せや、恵みの存在に気づくことができるのだから。