気づきの伝道師 藤井一規です。
だれもが困難に出会うことがある。
困難に出会うのは嫌なもの。
今日は、困難との向き合い方について考えていく。
<ブログ>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/10078/
この記事の目次
「困難の中に、機会がある」
.byアルベルト・アインシュタイン(理論物理学者)
困難には出会いたくないものだが、
避けられないこともある。
困難を乗り越えていくために、どうしていけばよいのだろう?
<順調なとき>
順風満帆、うまくいっているときは、
今までの通りをやっていてもOKに思われる。
特に何かをしなくても、うまく進んでいける。
もちろん、さらにうまくいくための方法を考えたり、
いずれ訪れる波の谷間に備えることもできる。
しかし、危機感を持って、大きな変革をすることは難しいもの。
そんなリスクを冒す必要もないからだ。
<困難に直面すると>
ところが、大きな困難に直面したときは、そうはいかない。
小手先の対策が通じるうちはまだいいが、
大きな変革を迫られることもある。
変革は、不安や痛みを伴うもの。
その影響が大きれば大きいほど、その変化を受け入れることは難しくなる。
自分が特に影響を受けるとなれば、なおさら抵抗したくなる。
しかし、変革を受け入れやすいのも、
大きな困難に出会ったときだ。
<変革のチャンス>
そう、困難は、痛みや不安を伴う変革を実行するチャンスでもある。
それまで、やりたくてもできなかった、
過去の慣習を止めたり、新しく作り直すチャンス。
順調なばかりに見逃してきた、いままでの無駄を省くチャンス。
困難なときほど、大きく変えるチャンスなのだ。
<新しい発想を得る機会>
困難を乗り越えるには、従来の考え方では不十分なことも多い。
いままでの発想だけでは、うまくいかなかったりする。
これまで考えなかった領域に踏み込む必要があったりする。
発想の転換をしたり、別の業界や、うまくいっている例を調査して、
今まで考えもしなかった、新しいアイディアに到達する可能性がある。
順調なときは、こうした領域にまで踏み込む必要性を感じにくいものだし、
思い切って実行することができる。
<困難は機会>
そう、困難なときにこそできることがある。
日本も、黒船がやってきて、初めて世界との関係を結ぶ方向に舵を切った。
黒船がやってこなかったら、鎖国政策を解こうとはしなかっただろう。
明治維新という革命は起きなかっただろう。
あっという間に、世界のトップレベルの
経済国にはなることはなかっただろう。
困難は、機会でもあるのだ。