気づきの伝道師 藤井一規です。
人はつい、自分は何をするか?のほうに気持ちを奪われるもの。
こんなことを成し遂げた!達成した!
しかし、本当にそうなのだろうか?
今日は、何をよりも、どのようにするかに焦点を当てていく。
<ブログ>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/10095/
この記事の目次
「大きなことを出来る人はたくさんいますが、
小さなことをしようとする人は
ごくわずかしかいません。
大切なのは、
わたしたちが
何をするのかということではなく、
どれだけの愛を、
その行いにこめるかということです。
小さなことも、
大きな愛をもって」
byマザー・テレサ(修道女、教育者、平和運動家)
何をなすべきかを考える人は多いが、
どのようになすべきか、のほうにより意識を向けると、
大きな違いが生まれてくるという。
それはなぜなのか?しばし考えていく。
<すごいこと>
世の中のために、スゴイことをすることも素晴らしいこと。
歴史に残るような、偉業を成し遂げたら、
満足いく人生になるかもしれない。
しかし、たとえどんなに立派なモノをつくっても
そこに人を大切にする心がなかったら、
本当に人のためになったのか?
疑問が残る。
<ちょっとしたところに>
日々のちょっとしたことに、
心が動かされることがある。
ささいなお手伝いをしたら、
心のこもったメッセージの入った手紙がとどき、
温かい気持ちに。。。
誰かに何かをしてもらうときにも、
事務的、機械的にされるときと、
あなたに合わせての気配り、心配りがあるときとでは、
全く違う印象を受けるだろう。
<相手に寄り添う>
あなたが、同じことをするのにも、
相手に寄り添い、相手の気持ちを考えて対応してみる。
自分だけの思い込みで、あれこれ手出し、口出しをすればよい
というものとは違う。
自立しようとしているのに、
困っていたら助ければよいと考えて、
助けてしまうのは考えもの。
それでは、自己満足。
相手が求めているものに気づき、
そこにアプローチしていきたい。
<心を込めて>
自分のことを考えてくれた、
工夫、心配り、温かい思い。。。
そのことに気づいたら、なんとうれしくなることか!
スゴイ何かをすることもいいけれど、
ほんの小さなことにも、こころに残る「素敵」を加えることができる。
小さなことに心を込めることができたなら、
そうして、そんな小さなことがいっぱいあって、
いっぱい、いっぱい積み上がって、広がっていったなら、
どんな毎日になっていくだろう?
何をするかだけよりも、同じするのにも、どのようにするかに意識を向けて、
いつもの一日をより豊かにしてみたい。