気づきの伝道師 藤井一規です。
成功者というと、普通の人たちと全く違う人間のような響きがある。
実際、成功するまでとは全く違っていく人もいる。
しかし、それは望ましいことなのか?それとも?
今日は、成功とその前後について考えていく。
<ブログ>
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この記事の目次
「成功は誕生日みたいなもの。待ちに待った誕生日がきても、自分はなにも変わらないでしょ」
byオードリー・ヘプバーン(英の女優、ユニセフ親善大使)
成功とは何か?という定義は人それぞれ。
そして、成功を手にしたとき、自分には何が起きるのだろう?
<成功の瞬間>
成功の瞬間っていつだろうか?
たとえば、ノーベル賞を受賞したり、叙勲を受けたとき?
どうしても達成したかった目標を成し遂げたとき?
そして、その瞬間何が起きるのか?
喜びだったり、感謝だったり、達成感だったり、満足感だったり。。。
さまざまな気持ちが湧き上がってくるかもしれない。
その結果、得られるものによって
人生に影響があるかもしれない。
しかし、自分そのものが成功の瞬間に、変身するのか?
というと、違うかもしれない。
<成功の影響>
確かに成功することで、人生に影響があるかもしれない。
多くのお金を手にしたり、有名になったり、ちやほやされたり、
急に昔からの友達や親戚が、急に増えてしまったり。
そのために、これまでと違う生き方をすることになり、
自分を見失ってしまうことがある。
考えてみれば成功は、それまでに培ってきたものに対する報償のひとつ。
過去の成果、努力によって生み出されたものを
評価されたことだ、といえるだろう。
だから、それまでの自分に対するもの。
自分を変える必要は無いといえそう。
もちろん、これまでとは違った評価を与えられ始める瞬間ではある。
その他大勢と同じ扱いから、「***賞受賞者の**」という冠がつくようになったりする。
多くの人から注目されることで、これまでと同じではいられなくなってしまうこともあるかもしれない。
<選択>
そこで、どうしていくか?
その選択は、成功者自身に与えられている。
変わっていくもよし、変わらずにいくもよし。
ただし、覚えておく必要のあることは、
「評価を受けたのは、変わる前の自分だ。」
ということだ。
そのあとの選択の結果が、
同じように評価されるとは限らない、ということをわかっておきたい。
成功は誕生日のようなもの。
そのあとをどうしていくか、のほうが、もっとと大切。