気づきの伝道師 藤井一規です。
人生において失敗することはあるもの。
失敗に囚われ続けていても、過去を取り戻すことはできない。
今日は、意識をどのように未来に向けていくかについて考えていく。
<ブログ>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/10430/
この記事の目次
「元気を出しなさい。今日の失敗ではなく、明日訪れるかもしれない成功について考えるのです」
by ヘレン・ケラー(米国の教育家、社会福祉活動家、著作家)
私たちが何かできるのは、これからのことについて。
失敗したことは、傷となって痛むことがあるけれど、
いつまでも傷を眺めて、落ち込み続けるよりは、どこかで未来に意識を向けていきたいもの。
どのようにしていけばよいのだろう?
<落ち込む>
失敗すれば、落ち込む気持ちが起きるもの。
うまくいくはずだと高をくくっていたり、
特に肝心なところだったりすれば、大きくがっくりくることもある。
大きく期待を掛けていたり、勝負を賭けていたりすると、
失敗したときのショックは大きい。
こうしたことが起きることは自然なこと。
このこと自体を問題視する必要はない。
<たまたま?いつも?>
問題になるのは、
失敗したことは、次には回避できるにもかかわらず、
自分自身を否定してしまう場合だ。
失敗したときに、思わずどんな言葉が浮かんでくるか考えてみる。
失敗したのは、「たまたま」「まだ成長前だった」
といった言葉が浮かんでくるか、
「また」「いつも」「やっぱり」
という言葉が浮かんでくるかでは、捉え方が全く違っている。
後者だと、回避できないと、無意識に伝えてしまっているが
前者なら、回避していくことが可能であることを前提にしている。
ちょっとした言葉ではあるが、
無意識への働きかけに大きな差が生まれてくる。
<言葉を変えよう>
意識を未来に向けることは、ほんのちょっとしたことでできる。
もし、失敗したときに「また」「いつも」「もう無理」といった、
今後も罠にはまり続けるような言葉をつかっている自分に気づいたら、
すぐに言い直そう。
「たまたま」だったり、「まだ成長前」だっただけ。
「これからは」「次は」うまくいく可能性を自分に意識させたい。
少しずつでも、気づいたら修正していけばいい。
まずは使っている言葉を意識をしてみることが大切。
<未来の成功>
誰もが、未来への可能性を持っている。
起きてしまった失敗について考えるときは、
未来の成功のために考えたい。
そして、未来の可能性を拡げる言葉を
使っていきたいもの。
次には成功する可能性があるのだから。