気づきの伝道師 藤井一規です。
酷い目に遭ったりすると、
どうして自分だけが。。。
そんな思いを抱いたりするもの。
今日は、どう現実と付き合っていくかについて考えていく。
<ブログ>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/10579/
この記事の目次
「他人もまた同じ悲しみに悩んでいると思えば、心の傷はいやされなくても、気は楽になる」
by シェークスピア(英の劇作家・詩人)
嫌なこと、不遇なこと、偶然の事故。。。
どうして自分ばかりがひどい思いをするのか!
運命を呪いたくなることが起きたりする。
どうやって、現実を受け入れ乗り越えていけばよいのだろうか?
しばし考えていきたい。
<平等なのか?>
世界は平等につくられているという説がある。
しかし、運に恵まれている人が存在すれば、
不運に魅入られているような人も存在している。
後者であれば、どうして自分ばかりが!!
そんな思いをいだき、苦しんでいる人も多い。
先日は、ブラジルのサッカーチームの乗りあわせた飛行機が墜落し、
大きなニュースになっていた。
別に何かの報いであったわけではなく、
巡り合わせで辛いことを経験することはある。
世界が平等だとすれば、
ある確率で起きるということは平等ということで、
実際に起きるかどうかで考えると、どうしても偏りがある。
<自分だけ?>
自分が嫌な巡り合わせを経験すると、
つい、目や耳、意識は自分より恵まれている人、モノのほうに向かい、
自分ばかりが、不幸の星の下にいるのではないか?と思いがち。
自分だけが孤独で、仲間外れで、生きていくのに値しないと思い込んでしまったりする。
しかし、よく考えてみると、同じような思いで苦しんでいる人たちがいるはず。
そう、決してひとりではない。
同じ悩みや、苦しみを抱えている仲間がいることを知るだけで、救われたりする。
さらには、抱えているその思いを共有することができると、心が救われる。
同じような悩みは、人の誕生から始まっていて、
多くの先輩たちが経験し、今も多くの仲間がいる。
<つながる>
もし、抱えきれないほどの辛さを持っているのなら、
その思いを共有するだけで、とても救われたりする。
どちらかといえば、ひとには言えない、言いたくない経験だけに、
自分の中に抱えがちだっただろう。
しかし、今は、つながるためのツールはたくさん存在している。
同じような経験、なかには、自分よりももっと大変な経験をした人とも
出会うことができる。
自分の気持ちを正直に、素直に吐き出せる場、
それを受け留めてもらえる場を持てると、
現実を受け入れるチカラが、たとえ少しずつでも湧いてくる。