気づきの伝道師 藤井一規です。
目標を達成するためには、何が大切なのだろうか?
夢や理想を描くけれど、手にはなかなか入らなかったりする。
高い目標を手にする人と、そうでない人との違いはどこにあるのだろう?
今日は、目標を達成するために必要なことについて考えていく。
<ブログ>
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この記事の目次
「やればできるは魔法の合い言葉」
by 済美高等学校学園歌
2004年、野球部創部3年目の済美高等学校が春の甲子園で優勝、夏の甲子園では準優勝した。
甲子園で流れる学園歌がまた、話題を呼んだ。
野球部の快進撃だけでなく、各種スポーツ、芸術に多くの人材を輩出している
済美高校を通して、どのように目標を達成していくかについて、しばらく考えていきたい。
<目標>
目標を立てるとき、どんなふうに立てているだろうか?
現状をベースに、その1割増し、2割増しといったふうに設定する?
それとも、壮大な目標を立ててしまう?
どちらかと言えば、現状をベースに、現実的に考えて
設定することが多いのでないだろうか?
しかし、済美高校は、どの種目も全国大会出場を目標に掲げている。
そして、野球部は創部3年目にして春の甲子園優勝、夏は準優勝を勝ちとった。
<どんな目標を立てるか>
新設の野球部が甲子園出場だって!?
おそらく、それを聞いてにわかに信じた人がどれほどいただろうか?
野球部の生徒たちも、おそらく心の底からは信じてはいなかっただろう。
しかし、監督は本気だった。学校も本気だった。
やりもしないうちから、無理だと決めつけてしまえば、
可能性があったとしても、実現するはずがない。
野球部の高校生なら、甲子園出場はこの上なくワクワクする目標だ。
そんな目標が手に入ると、信じることができるかどうか。
半信半疑の生徒たちを、周りを、信じさせることができるかどうか。
参加する人たちが心躍り、ワクワクするような目標をたて、
それが実現可能だと、信じることができるようにしていく。
そこに大きな違いの素がある。
ただ強引に高い目標を設定するだけではうまくはいかない。
<結果が出始めれば>
最初は、本気で信じていなかった人たちも、
結果が出始めると、うれしくなるもの。
さらに目指すものが心躍る目標ならば、よりやる気が湧いてくるもの。
そうすれば、より結果もついてくる。
現実味が増して来れば、応援する人たちもどんどん増えてくる。
もちろん結果を出すためには、まずは取り組まなくては始まらない。
無理だ、できるはずがないと考えて何もしなければ、
そこで止まってしまう。
<思い切ってやってみる>
だから、まずは思い切ってやってみる。
今すぐには手の届かないような目標であっても、
そこに至る道程には、通り抜けるはずのポイントがある。
最初のポイント目指して行動してみる。
最終目標が、魅力的であればあるほど、
近づいていくことは喜びになる。
やる前は、恐かったとしても、
やってみたらあっさり出来てしまうこともある。
うまくいかなかったら、そこからどうすれば良いかがわかってくる。
やれば、出来る可能性が増えていく。