気づきの伝道師 藤井一規です。
始めてみたけれど、なかなかうまくならない。
自分には合わないのかと、あれこれ試してみるのだが、
どれももなかなかモノにはならない。どうしたらいいのか?
今日は、そんなあなたへのメッセージ。
<ブログ>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/10754/
この記事の目次
「一つの事に一万時間、死に物狂いで没頭してみれば、必ずその道でひとかどの人物になれる」
by 中谷 巌(経済学者、大学教授、著述家)
どうせ取り組むのなら、ひとつのことに没頭してみると良いと言われる。
それは、なぜなのか?
しばらく考えていきたい。
<自分に合っているのか?>
つい、取り組むことに自分は合っているだろうか?
ということを気にする人がいる。
もちろん、やっていて嫌なことであっても
無理やりでもしさえすればいい。というつもりはない。
本気だったり、取り組むことに没頭できないならば、
ただ時間が過ぎていっても意味がないからだ。
しかし、すぐには自分に合っているかどうか、
自分に向いているのか、よくわからないことの方が多い。
その道のプロでも、何年かが過ぎ去った後になって、
やっと、あ、これは自分に向いているんだ、と実感できたりするのだという。
<広く浅くか、一つを深くか>
いろいろなことを少しずつやってみたほうがいい、
という人もいるかもしれないが、
今日の言葉は、ひとつを深く取り組むから価値が出てくる、と伝えている。
どこかに何かの鉱脈があるに違いないと、
あちこちの地面に穴をあけてみるのが悪いとは言わないが、
浅く掘っただけでは、せっかくもう少し掘った先に鉱脈あったとしても見つけることができない。
しかし、同じところを掘り続けていると、きっと何かを掘り当てることができる。
そして、一旦掘り当てた鉱脈は、その先どこかにつながっている。
一芸に秀でた人は、それを別のことにも応用することができる。
そして、それは別のことにとっても新鮮なものとなって、
その人ならではものを生み出してくれる。
そう、ひとつの穴を掘り続けると、幅や広がりを持っこともできるようになっていくのだ。
<続けてみよう>
自分が興味持ったこと、やっていて楽しいことなら、
たとえなかなかうまくできなくても、
ひたすら続けてみよう。
なかなかうまくできないからといって、
悲観することなんてない。
うまくできないからこそ、
簡単にできてしまう人にはわからないポイントがあることに
気づくことができたりする。
簡単にできて、すぐ飽きてしまうよりも、
やり続けて、ひとかどの人物になっていったほうがいい。
1万時間やるつもりで、取り組んでいけばきっと何かが得られる。