気づきの伝道師 藤井一規です。
クリスマスというとサンタクロースを思い浮かべるかもしれません。
サンタクロースが贈り物を届けに来ると、何歳まで思っていましたか?
サンタクロースの正体を知って、どう思いましたか?
今日は、サンタクロースにまつわる一言から。
<ブログ>
http://shitsumon-alacarte.com/mental/10778/
この記事の目次
「人には3段階あります。サンタを信じている時、サンタを信じない時、自分がサンタな時です」
by ボブ・フィリップス(米国のジャーナリスト)
子育てのときに、家庭や実際にいる人以外の力を借りることがある。
鬼やなまはげ、そしてサンタクロースもそのひとつ。
サンタクロースの場合について、しばらく考えていきたい。
<サンタを信じて>
クリスマスに、サンタクロースがやってきて、プレゼントをくれる。
そんな想像ができるって、幸せな時間。
サンタさんにこれが欲しいって、お願いしておくと
本当にお願いしたものが届いたりする!
どうやって自分の欲しいものがわかったのだろう?
自分のことを見ていてくれる存在がどこかにいて、
一年に一度プレゼントを持ってやってくる。
いつやってきて、どんな姿なのか見ようと頑張るけれど、
いつのまにか寝てしまい、ふと気がつくと枕元にプレゼントが!
そんなうれしい不思議のある時期。
<サンタの正体>
成長していくと、サンタクロースの正体について
子どもたちで話し合うようになっていく。
そして、どうやらサンタクロースなるものは存在しないのではないか?
親が、大人たちがダマしているのではないか?
と考えはじめる。
純粋にまだ信じている誰かに、残酷な宣言をしたりする。
サンタクロースがくれていた気持ち、喜び、ありがたさのことよりも、
ダマした、ダマされたという思いの方が勝って、ショックを受けたり。
夢ばかりではないと知る。そんな時期。
<そしてサンタになる>
自分に子供ができたときや、
子どもがサンタクロースって?って聞いてきたとき、
なぜだか自分の望みを叶えてくれる、
無償のプレゼントをくれる不思議な存在を告げている。
目を丸くしている姿に、かつての親や大人がしていたように、
サンタクロースがいるようにふるまっていたりする。
そう、サンタクロースはやはりいる。
絵本の姿はしていないかもしれないけれど、
サンタの気持ちをもった人がいる。
子どもの成長や、幸せを願うようになる。
見返りなんて期待しない。そんな時期。
サンタではなくても、サンタの気持ちを持っていたいもの。