気づきの伝道師 藤井一規です。
自分は運がいいほうだ、と思っているだろうか?
それとも運が悪いほうだと思っているだろうか?
今日は、運の良し悪し、運のいい人になる方法について考えていく。
<ブログ>
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この記事の目次
「運がいい人も、運が悪い人もいない。運がいいと思う人と、運が悪いと思う人がいるだけだ」
by 中谷彰宏(作家、俳優)
自分は運が悪いと思っている人と、運が良いと思っている人には、
どんな違いがあるのだろうか?
運の良い人になるにはどのようにすればよいのだろう?
<運がいいのか、わるいのか>
どんなことを運がいいとか、悪いとかって、思いますか?
え?そりゃあ、自分にとって望ましいことが起これば、
運がいいってことなんじゃないの?
すこし、有名な「塞翁が馬」の話を考えてみる。
飼っていた馬が逃げ出してしまい、周りの人たちは気の毒がる。
これって、逃げられないようにしていたのなら、「運が悪い」になりそう。
しかし、逃げた馬は、他の素晴らしい馬を連れて帰ってくる。
これって、「運がいい」ってことになるが、先に、「運が悪い」ことが
起こっていなければ、この「運がいい」ことは起きなかったことになる。
そして、連れてきた馬に乗っていて、息子が足を折ってしまう。
これは「運が悪い」ことになるが、新たな馬が増えて「運がいい」ことが
起こっていたから起きたこと。
・・・
で、結局これらは、運がいいの?悪いの?
<運がいいかどうか決めるのは>
起きた事実に対して、運がいい、運が悪いを決めているのは誰だろうか?
事実そのものは、事実でしかない。
起きたことに運の良し悪しという評価を付け加えているのは、あなた自身。
また、自分が運が悪いと思っているひとは、
運が悪いと評価した事例の方がたくさん思い浮かんでいるはず。
なんて運がいいんだろう!と思えるようなことが、たくさん起きていても
「運がいい」と思わなければ、そのまま通り過ぎてしまう。
「運がいい」ことに意識を向けないと、運がいいという気持ちにはならない。
<運が悪いと思い込むと>
もともと、運だけで起きる出来事はほとんどない。
なんらかの努力や、意識や思いがあるもの。
しかも、自分は運が悪いと思い込んでいると、
どうせ私は・・・と考えてしまい、
努力をしようという意欲を減らす方向にいきやすくなるし、
「運が悪い」と判断しやすい事例を見つけては、
ああ、やっぱり自分は「運が悪かった」と納得したりしてしまう。
<どうせなら>
同じ生きていくのなら、
なんて運がいいんだろう!
と思いながら生きていきたいもの。
それは、「自分は運がいい」って思い込むだけでいい。
試練や困難がやってきたとしてら、
自分の未来のために「運よく」やってきたに違いない。
そう考えていきたい。