気づきの伝道師 藤井一規です。
運命はあると思うか?
あるとしたら、それはどのようなものだと思っているだろうか?
今日は、運命について考えていく。
<ブログ>
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この記事の目次
「人間というものは、自分の運命は自分で作っていけるものだ、ということをなかなか悟らないものである」
by アンリ・ベルクソン(フランスの哲学者、ノーベル文学賞受賞)
運命というと、予め決まっていて与えられているもの。
そんなふうに思ってはいないだろうか?
しかし、そうではないと多くの名言は教えてくれている。
もう少し、考えていきたい。
<運命とは>
私たちは、周りの人たちや環境の影響をうけて、
自分の思い通りにはならないなあと、感じることが多く、
どうしようもない定めのようなものがあるように考えがち。
しかし、現時点はどうしようもないものもあるけれど、
本気で変えようと思えば、変えられることがいっぱいあるはず。
運命とは、命を運ぶと書く。
命をどのように運ぶかは、自分で決めることができるはず。
<運・不運>
たしかに、同じように生きていても、
なんて恵まれているんだろう!という人がいるかと思えば、
どうしてこんな不遇や困難に遭遇しているのだろう。と思える人もいる。
ある確率で発生するような望ましくない事態に巻き込まれることはありえる。
しかし、それは単に確率のことであって、運命のことではない。
どんな事態であっても、それは事実在でしかなく、
良し・悪し、運・不運の判断は、人が加えているもの。
出遭った事態の現在からどうしていくか、
この命をこれから未来にどのように運んでいくか、の方がはるかに大切。
<あなたが決める>
もちろん、これが天から与えられ、これから先も変えられない定めだ。
と、思うこともできる。
それは、そういう選択をあなたがし、その通りになっていくということ。
運命をこれから作り上げていけると思って、新たに生み出していくのも、
定められたものだと思って、あきらめたり、肚をくくるのも、
いずれにしても、あなたが決めることなのだ。
<自分で決められるのなら>
自分で決められるのだとしたら、
どの選択をしていきたいだろうか?
そして、作っていくとしたら、どんな運命にしていきたいだろうか?
自分の命をどのように運んでいきたい?
他の生き物とはちがって、人は、自分の生き方を自分で変えることができる。
常に、できることが何かあるってことを覚えておきたい。