気づきの伝道師 藤井一規です。
人生において逆風がやってきたら、やはり苦労することはあるだろう。
そこから逃げることもできるかもしれないが、
逆風があるからこそ得られることもある。
今日は、逆風に出会ったときの在り方について考えていく。
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この記事の目次
「逆風は嫌いではなく、ありがたい。どんなことも、逆風がなければ次のステップにいけないから」
by イチロー(米大リーグ野球選手)
逆風が吹けば、自分の思うようにはならなくなったりする。
自分を成長させるために、逆風を歓迎したとイチローは言う。
もう少し考えていこう。
<順風>
周りからも背中を押される、順風の状況はうれしい。
楽なうえに、自力だけで進むよりも、成果がどんどん出てくる。
勢いに乗ると、想像以上のところに到達することも可能だ。
のせてくれる風をうまく捕まえることは賢いことだと言える。
しかし、風は行きたい方向ばかりに吹いているわけではない。
ただ風に任せておけばよい、というものではなく、
自分なりに工夫していきたいもの。
<逆風に出会ったとき>
風はときに方向を変えたりする。
いきなり、風向きが変わって逆風になってしまうこともある。
そんなとき、逆風を嫌なもの、避けるべきものという考え方をするかもしれない。
たしかに、風に逆って進もうとすれば大変だ。
今までと同じやり方を押し通そうとして、
悲劇的なことになることも考えられる。
だから風を避け、風が止むか、風向きが変わるまで
じっとしているという選択もある。
ところが、逆風を歓迎し、チャンスだと捉える考え方がある。
<逆風はチャンス>
順風のときは、新しい工夫をする必要がなかったりする。
同時に多くのひとたちも同じように進んでいられたりする。
しかし、逆風になれば、どうやって乗り越えていくか、
努力や工夫が求められる。
それは、自分のレベルを上げるための絶好の機会になる。
一歩先んずる可能性を高めてもくれる。
逆風こそチャンスなのだ。
<逆風を楽しむ>
逆風というと、嫌な感じがするかもしれないけれども、
向かい風のある状態をつくりだせなければ、飛行機は上昇することができない。
風と正反対の方向には進めなくとも、
帆の向きを調整しながら進めば、進みたい方向に進むことができる。
逆風があればこそ、ワンランクアップしたり、
風上に進む能力や技術を身に付けることができる。
どんな状況でも、活かすことができる。
逆風を楽しめる人ほど強いといえるかもしれない。