気づきの伝道師 藤井一規です。
どちらかというと人は、
自分に何が手に入るのか、ということに意識が向かう。
お金が欲しい、幸福が欲しい、愛が欲しい。。。
今日は、どのように、満足を、幸福を手に入れていくかについて考えてみたい。
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この記事の目次
「自分が十欲しければ、二十を手に入れよ。そしてそのうちの十を人に与えよ」
by 大越俊夫(教育者、自己啓発作家、著述家)
欲しい。足りない。そう思うことはあるもの。
しかし、心が欲しい、足りないばかりに囚われていると、
幸せから遠ざかってしまうと言われている。
どうすればよいのだろうか?
<幸福のはかりかた>
国民総幸福量(GNH:Gross National Happiness)をご存じだろうか?
そうでなくても、2011年ブータンのワンチュク国王夫妻が日本を訪問し、
話題になったこと記憶されている方は多いかもしれない。
「あなたは今幸せか?」という質問に対して、「幸せ」と答える比率が
経済的には恵まれていないはずのブータンでは高いことが話題になった。
どうやら、話題になったときの数値は鵜呑みにはできないようだけれども、
これまでの国民総生産(GDP)で測っていたような
モノをつくり、便利にし、増やす → 欲望をうめていく
だけでは、幸せをはかることはできない。
ということは、世界共通の認識になりつつある。
<欲に囚われる>
欲に囚われて、むさぼっているような人がいたら、
あなたはその人のことをどう思うだろうか?
あまり近づきたくない。。。
そう思う方がほとんどではないだろうか?
本人は気づいていないかもしれないけれども、
醜い、マイナスの波動を出してしまっている。
そうすれば、返ってくるのはやはりマイナスの波動になる。
手に入れようとする相手との間に、好ましい関係性もできず。
いったん手に入れてしまえば、そこで終わってしまう。
奪ってしまったとしたら、後々まで恨まれたりする。
<与えるとき>
与えるときは、自分から相手へプラスの波動を送っていくことになる。
相手にとって好ましいものであれば、喜びが返ってくる。
そして、それは瞬間で終わりではなく、好ましい継続的な関係性ができる。
与えることは、単に自分のところから誰かのところに
モノが移動するというものではなく、
「豊かさ」「大切に思う心」・・・
といったプラスの波動が発信され、返信され、響きあっていくことになる。
あなたのことを有り難いと感じてくれる人といると、
あなたも幸せを感じられるもの。
もちろん、見返りを期待して何かをするのは、
与えることにはなっていないことには気づいておきたい。
<何を与えるか>
でも、与えるものなんかないよ。相手が何を望んでいるかなんてわからないし。
という人は多いかもしれない。
無理に何かを与えようと、ひねりだそうとしなくたっていい。
自分が持っているもの、出来ることのおすそ分けからでいい。
頂いたものがあれば、おすそ分けしてみようと意識してみる。
あなたの笑顔をお届けしてみる。
気になったら、ひとこと声をかけてみる。
プラスの気持ちで働きかけることは、与えることになっている。
与えていると、そのまま自分が持っているだけよりも、たくさんになっていくのだ。