気づきの伝道師 藤井一規です。
自分の歩む道をまっすぐ進みたいけれど、
ときに進む道に迷ったり、そのつもりはなくとも思ったところとは違うところに
迷い込んでしまうこともある。
今日は、迷うことで得られることについて考えてみたい。
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http://shitsumon-alacarte.com/mental/11179/
この記事の目次
「道に迷ったおかげで、たくさんのいい人に会えたなあ」
by 荒了寛(宗教家、画家)
どちらに進めばよいかわからなくなったり、
思わぬ迷い道に入ってしまったりすることはあるもの。
どのように捉えていけばよいのだろう?
この言葉に出会って、
スコットランドにいたとき、道を確かめようと地図を見ていたら、
「大丈夫か?」と声を掛けられたことを思い出した。
迷っていなかったら、この人と話すことはなかっただろう。
<迷うときはピンチか?>
人生で進む道に迷うことはあるもの。
迷うと、不安や焦りに襲われ、
この状態から一刻も早く抜け出したい。
でも、どうしたらいいのかわからない。。。
悩みになったり、苦しみになったり、
どちらかといえば、マイナスな機会だと捉えがち。
しかし、迷うときは、大きく変わるチャンスだと捉えることもできる。
今までの延長線上とは異なる方向へ舵を切る機会でもある。
<チャンスだと捉えてみると>
迷うことができるということは、
選択のチャンスがあるということだ。
いままで特に意識したことのなかったところに
意識を向けて、良く見てみたり、考えたり、感じ取ったりする機会になる。
今まで知ろうと思わなかったことを
調べたり、誰かに聞いたり、試してみたりする機会になる。
迷いを解消しようとあれこれしているうちに、
新しい出会いがあったり、気づきを得られたりする。
迷えばこそ、わかることがあったりするのだ。
<変えなくてもいい>
もちろん、変えるチャンスだからといって、
必ず変えればいいというものではない。
変えてばかりいたら、今していることの本質に気づけないままに
なってしまったりもする。
変えないというのも立派な選択。
迷う前とはまた違った感覚で取り組むことができるだろう。
これまでと同じ道を進んでも、新たな要素を加えていくことだってできる。
<どれもが正解>
自分の人生、どんな選択をしたからといって、
クイズとは違って「正解」「不正解」があるわけではない。
どの選択をしても、自分が納得できるモノにしてくことができる。
うまくいって素晴らしい成果を楽しむことも、
苦難に出会い、乗り越えるチカラを身に付けることも、
人生にとって大きな価値のあること。
だから、迷うことはその入り口。
ラッキーチャンスといえるかもしれない。